子育て情報『転んだだけで骨折する子どもが急増中!? 骨が脆くなっているのは○○が原因だった』

2019年7月24日 09:26

転んだだけで骨折する子どもが急増中!? 骨が脆くなっているのは○○が原因だった

目次

・骨折する子どもが増えている!?
・子どもの骨が弱くなっている原因
・子どもの骨を強くするためのポイント
転んだだけで骨折する子どもが急増中!?骨が脆くなっているのは○○が原因だった

皆さんのお子さんは、骨折したことはありますか?近年、ちょっとしたことで骨折してしまう子どもが増えています。骨が弱い子どもは、将来的に骨粗しょう症になりやすくなるリスクもあるんです。そうならないために、子どものうちから意識的に骨を丈夫にしていくことが重要です。

今回は、子どもの骨が弱くなっている原因や、骨を丈夫にするための生活習慣について紹介しましょう。

骨折する子どもが増えている!?

独立行政法人日本スポーツ振興センターが保育園児・幼稚園児、小学生、中学生、高校生を対象にした調査によると、2016年度の子どもの骨折は、25年前に比べて約1.4倍にも増えています。

また、従来ではお年寄りに多いとされていた、加齢によって筋肉や骨、関節が弱くなり運動機能が低下する「ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称:ロコモ)」が、子どもの間でも増えているのだとか。埼玉県医師会が、平成22~25年に、県内の幼稚園児~中学生1,343人に運動器の検診を行なった結果、なんと約40%の子どもにロコモの疑いがあったそうです。

こうした現状について、NTT東日本関東病院手術部長の大江隆史先生は、次のように述べています。



昔だったら、子どもではあり得なかったような、関節の硬さ、体の硬さ、バランスの悪い子どもが現れていてそれが目立つようになってきている、というのが最近の子どものロコモティブシンドロームと言われる状態。例えば、すぐ転んで体の柔軟性がないばかりに骨折をしてしまう子どもや、体が硬くて普通にしゃがみ込めないという報告が出てきている。運動の機会が極端に減っている子どもがいて、運動する子供と全くしない子供、状況が二極化している。

(引用元:TBSラジオ|転んだら即骨折!?ケガしやすい「ロコモ」な子供が増えている!)

子どもの骨折02


子どもの骨が弱くなっている原因

子どもの骨が弱くなっている原因には、どんなものがあるのでしょうか?運動・食事・睡眠の3つの背景から解説します。・運動
運動して骨に負荷をかけると、それが刺激となって、骨の成長はもちろん、筋肉・運動能力の発達や体力の向上、心肺機能の強化も促進します。

しかし、最近の子どもは、放課後は塾や習い事に行かなくてはならなかったり、ゲームやインターネットなどの家にこもる遊びを好む傾向があったりすることから、運動不足になりがちです。そのため、骨がしっかりと育たず、些細なことで骨折しやすくなります。

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