ものづくりのプロセスからキャリア教育まで!「工場見学」が自由研究に最適なワケ
工場見学、こんなところに注意!
●持ち物は、早めにリストを作る
当日、持っていくものは下調べをしながらリストを作っておくと、「あれを持ってくればよかった!」とならずに済みます。例えば、
- 筆記用具、ノート
- 飲み物
- カメラ、ビデオカメラなどの撮影機器(撮影が許可されている場合)
は必需品になるでしょう。ノートは、下調べしたことや聞きたいことを書き留めておくと、現地でポイントを押さえて見学しやすくなります。
●レポート作りを見越して、撮影OKな工場を選ぶ
工場によっては見学時の撮影を禁止している場合もあるため、なるべく撮影OKの工場を選ぶことをおすすめします。写真や動画は、後から見返したとき、その場では気づかなかったことに気づけることもあるため便利です。また、まとめる際に写真を使うと見栄えもよくなりますね。
●見学中は五感をフルに使う
写真もビデオも重要ですが、撮ることばかりに気を取られては、せっかくの見学も魅力半減です。親野智可等氏は、記録を取る前に、目、鼻、耳、口、感触の五感をフルに活用して、自分の感覚で味わうことを勧めています。
機械の動き、工場の中の音、臭いなどを体全体で吸収するつもりで見学しましょう。
●暑さによる体調不良に注意!
暑さが厳しい夏休み中なので、熱中症にならないよう、水分補給は十分な備えをしておきましょう。工場によっては、外を歩いて移動することもあるので、天気が急変したときに備えて傘など雨具をもっていくと安心です。
●大人と離れて行動するときは緊急時の連絡手段を確認しておく
工場見学は、子どもだけで体験できるものもあるようです。その場合には、緊急時に備えて、携帯電話を持たせるか保護者の電話番号を記したメモを持たせるようにしましょう。
工場見学が終わったら、レポートにまとめよう
まとめ方は発表スタイルによって適した方法がありますので、お子さんと話し合って決めてくださいね。
●壁新聞
教室に展示する場合やコンクール出品を狙う場合におすすめです。大きな模造紙1枚にまとめると全体像がわかりやすく、一度に多くの人に見てもらえるのもメリットです。
●ファイル
詳しく調べたことをまとめるのに適しています。レポート内容を項目ごとにページで区切り、たくさんの情報を載せましょう。
●紙芝居
自由研究の内容を、クラスやグループで発表する場合に適しています。