「10歳の壁」って面白い! 子どもの自己肯定感をあげる6つのヒント
は飛躍のチャンス。「壁」を飛び越えるための言葉かけ)
まずは子どもの気持ちに寄り添い、受け止めてあげることを心がけましょう。それをふまえると、かけてあげるべき言葉が見つかるはずです。この記事では、NG例とOK例をわかりやすく解説しています。
「お姉ちゃんはいつも満点だったよ」→NG
「前よりも10点も上がったね!」→OK
ほかの兄弟や周りのお友だちと比較してしまうと、子どもの自尊心を傷つけます。この場合は、「過去の自分」と比べてほめてあげましょう。「だからダメだって言ったのに!」→NG
「お母さんも小さいとき同じ失敗しちゃったんだ」→OK
子どもが失敗したときに頭ごなしに叱るのは避けるべき。親自身の失敗談も話してあげれば、「失敗してもいいんだ」と失敗を恐れずにチャレンジする力が育まれます。
ほかにも、すぐに役立つ言葉かけをいくつか紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「10歳の壁」おすすめ記事6
■「すごい」「えらい」より効果的!褒めず・怒らずに子どもを自立させるアドラー式子育てとは
今注目されている、褒めない・怒らない「アドラー式子育て」についてくわしく解説しているこの記事。アドラー式子育てでは、「勇気づけ」という技法を用いて、子どもに「困難を克服する力」を与えることを目指します。
アドラー式子育てでは、子どもの人格や性格は10歳頃までに形成させると考えられています。そのため、10歳前後の関わり方が特に重要視されているのです。これまで勇気づけをしてこなかった方は、これから少しずつでも勇気づけを心がけてみましょう。
(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「すごい」「えらい」より効果的!褒めず・怒らずに子どもを自立させるアドラー式子育てとは)
「勇気づけ」とは、子どもが何かしてくれたときに「えらいね」「すごいね」と褒めるのではなく、「ありがとう」「うれしいな」などの気持ちを伝えるようにすること。すると子どもは気分が良くなり、“自分の意思で”相手を喜ばせるような行動をとるようになるそうです。
子どもを褒めることは大事ですが、その「褒め方」には注意しなければなりません。些細なことで頻繁に褒めていると、その状況が当たり前になってしまい、褒められない状況に不安を覚えるようになってしまうとか。