勉強の習慣化は「10歳まで」が勝負! 「できない子」は気まぐれに勉強をしている
,『小さな習慣』, ダイヤモンド社.)
筆者の子どもも、最初の1か月こそ「さて今日もやるか」という気持ちが見えていました。しかし、すっかり習慣化された現在は、無意識のうちにリビングテーブルに座っています。きっと、「朝起きる→リビングテーブルで勉強をする」という行動を、脳が自動化したのでしょう。
欲を言えば、朝から1時間くらい勉強をしてほしいものですが、前述したように「脳は新しい習慣を警戒」します。ですから、脳に警戒されないように、毎年5~10分ずつ勉強時間を増やしていく予定です。モチベーションに頼らない「ばかばかしいほど小さな行動」から始める学習習慣を、ぜひ試してみてくださいね。
***
「誰かに命令されて嫌々やるのは習慣ではない。子ども自身が机に向かう。
そうした習慣が子どもの以後の人生に大きな影響を与える」と松尾氏は話します。 “10歳頃まで” が勝負です。お子さまの「勉強の習慣化」を成功させましょう!
(参考)
note|東大に合格するような人は、歯磨きをするように勉強している
中畑千弘(2008),『できる子が育つ黄金の時間割』, ダイヤモンド社.
村上綾一(2016),『中学受験で成功する子が 10歳までに身につけていること』, KADOKAWA.
スティーヴン・ガイズ 著, 田口未和 翻訳,(2017),『小さな習慣』, ダイヤモンド社.
アスコム監修(2011),『10歳までの子育ての教科書』, アスコム.
プレジデントムック(2018), 『小学生からの知育大百科』, プレジデント社.
加藤紀子(2020),『子育てベスト100』, プレジデント社.
Business Journal|「人の一生は12歳までに決まる」という残酷な現実
プレジデントオンライン|自ら机に向かう子の親が欠かさない習慣
【2024-2025冬ツアー】冬キャンプで育てる子どもの感性。雪を楽しむ厳選15ツアー!