子育て情報『「感情管理ができる子・できない子」将来の学歴や収入、心の健康に違いあり』

「感情管理ができる子・できない子」将来の学歴や収入、心の健康に違いあり

ボキャブラリーが増えると自分の気持ちを言葉で表せるようになり、その結果、相手に気持ちを伝えて問題を予防・解決できるようになるのだそう。

では、自分の気持ちをうまく言葉に表せない子はどうなるのでしょう?「ネガティブな気持ちを自分のなかに抱え込んだまま、悩み続けることに」なると渡辺氏は指摘します。どうやら、行き場がなくなった負の感情を、自分のなかでため込むようになってしまうのだそう。そしてますますメンタルが不安定になる危険性も……。(カギカッコ内引用元:nobico|子どもの感情を豊かにする親の言葉…幼児から小学校低学年までの子育てのポイント)

感情をコントロールするテクニックは、放っておいても勝手に向上することは難しく、親やまわりの人との関わり合いのなかで育まれていくようです。渡辺氏は「ネガティブな感情を持つのはあたりまえで、人間として必要なもの。子どものネガティブな感情を封じ込める必要はない」としたうえで、「ただし、感情任せに振る舞うとトラブルになることもあるため、マネジメントする力を教える必要がある」と、感情をコントロールする方法を教える必要性を説いています。次項でその方法を紹介しましょう。
(カギカッコ内引用元:Study Hacker こどもまなび☆ラボ|劣等感を自尊心に!寝る前に親子で実践、「レジリエンス」の簡単トレーニング)

母親とハイタッチをしようとしている2歳くらいの息子


「自分の感情をコントロールできる子」に育てる3つの方法

最後に、「自分の感情をコントロールできる子」に育てる方法を3つのポイントに絞ってご紹介します。

1.感情をラベリングする方法を教える
感情コントロールができるようになるには、まずは自分の気持ちを言葉にする方法から教えてあげましょう。一般社団法人日本ポジティブ教育協会代表理事の足立啓美氏は、感情を言語化することを「感情のラベリング」と呼んでいます。具体的には「『おもちゃをとられて悔しかったね。悲しかったかな?』という具合に声をかけて、子どもが感じた気持ちをそのまま受け止めてあげ、そのうえでその感情を言葉にするサポートをすること」で、自分の感情をありのままに受け止めたうえで、その理由を理解し、適切な対応ができるようになるのが理想です。(カギカッコ内引用元:東洋経済オンライン|「怒りや悲しみ」と向き合える子に育てる親の心得)

そうすることで、子どもは自分の感情との付き合い方を学びます。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.