緊張は味方にできる! プレッシャーに負けない子どもになる、簡単メンタルトレーニング6つ
や「好きな勉強」を優先させる
中学受験などを意識するようになると、親はつい、苦手な教科や点数が低い科目をなんとかしようと焦りがちですが、本人にプレッシャーを与えて逆効果になることもあるため、注意が必要です。そこで、中学受験メンタルトレーニング協会代表の大柳美紗氏がおすすめするのは「好きな科目を優先して伸ばす」こと。
大柳氏によれば「得意科目や好きな科目をさらに伸ばすために力を注げば、心が前向きになって自分に自信がついてきます。人よりも得意なものがあると、自信とやる気がグンと上がり、不得意科目への挑戦意欲がわくことも」あると言います。さらに、総合点で合否が決まるような中学受験においては、得意な科目で点数を稼ぐのも作戦のうち。できないことに目を向けるのではなく、本人が好きなことや得意なことを伸ばしてあげましょう。(カギカッコ内引用元:エデュナビ|中学受験で溜まるストレス!実体験で得たメンタルトレーニング)
勉強面でのサポートにも効く!超おすすめ “メントレ本”
そもそもメンタルトレーニングの目的は、スポーツの世界においては結果を出すことが第一。メンタルトレーナーの清水利生氏は、「自分の実力を上げる『レベルアップ』と、試合で実力を発揮する『ベストエフォート』の両方をサポートすること」がメンタルトレーニングであり、結果が出れば自信がついて、自己肯定感が高まるという相乗効果にも言及しています。
自信があるからメンタルが強い、というわけではなく、「メンタルを鍛えれば結果につながり、良い結果が出れば自信がついて自己肯定感も高まる」というわけです。このように、メンタルトレーニングには、スポーツで結果を出すこと以外にも、子どもの将来や日常生活にもよい影響を及ぼす効果が期待できることを清水氏は説いています。最後に、清水氏の著書をご紹介します。スポーツや勉強を通じて子どもに身につけさせたい方はもちろん、勉強面でのサポート、ビジネスシーンにおける部下の育成にも生かせる内容となっています。子どもたちの可能性を最大限に伸ばす方法が満載ですよ!(カギカッコ内引用元:『スポーツの本番に強くなる!子どもメントレ』)
『スポーツの本番に強くなる!子どもメントレ』(東洋館出版社|清水利生・著)
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メンタルトレーニングと聞くと、専門的で難しい知識が必要であるように感じますが、日常生活のなかでもできることはたくさんあります。