嫁姑問題あるある!トラブルの原因は?リアルな体験談と円満な関係を築くためのポイント
嫁姑問題とは?
嫁と姑とは、妻である自分と夫の母のことです。義理の母娘という関係であり、年長者の姑は「妻」、「母」、「嫁」という立場の先輩でもあります。力関係でいえばどうしても姑に軍配が上がり、嫁は姑をたてる場面が多くなるかもしれません。
ここでふたりの考え方が一致していれば良いのですが、今は家族とはいえもともとは他人であったため意見の食い違いがあるのは致し方ありません。その一つひとつは我慢して受け流せる程度でも、違和感が積み重なると嫁の負担感が増し、嫁姑問題として表面化します。
もちろん、無神経な言葉や嫌味な態度が問題に発展するのはいうまでもないでしょう。そして厄介なことに、姑の善意や正義も嫁姑問題の引き金になりうるのです。一般的にモラハラ気質であったり常識外れの行動をとったりする人でなくても、一方的な押し付けは関係がこじれるもととなります。
ひどければ離婚や絶縁にも発展しかねない嫁姑問題です。結婚生活を穏やかにするためにも、姑と良い関係を保つためのヒントを探していきましょう。
嫁姑問題が起こる原因は?
姑が子離れができていない
姑にとって、息子はいつまでたってもかわいい我が子です。成人しても、息子の健康のことや仕事のことが気になるのは当然といえるでしょう。しかし、息子かわいさのあまり、嫁を差し置いてあれこれ世話を焼きたがり、息子世帯でも我が物顔で振る舞うのは嫁姑問題の火種になります。
子離れできない姑に対して息子である夫が自立した態度を示せれば良いのですが、姑の前では息子に戻る夫だと事態はさらに悪化します。
姑あるある!
しょっちゅう様子うかがいの連絡をしてくるなんて序の口です。「息子の家」に勝手に出入りしたり、「息子は仕事で疲れてるから休ませてあげて」と息子優先を求めたり、ときにはすべて自分の意のままにコントロールしたがることもあるから困りものです。
子育てへの過干渉
今の時代は親世代が現役で子育てや仕事をしていたときから、子育ての常識もジェンダーへの意識も変わっています。それにもかかわらず、先輩風を吹かせて昔の知識や常識で子育てに干渉してくると、嫁姑問題を大きくします。
子育てへの干渉にとどまらず、後継ぎ問題から子どもの性別、子どもを産むタイミング、子どもの人数など、デリケートな問題に口を出してくることも。内孫や外孫、実の娘と嫁が生んだ孫と態度を変える「孫差別」