子育て情報『【ヒヤリハット事例集】子育て中におこりやすい事故とは?覚えておきたい応急手当方法』

2023年9月28日 00:00

【ヒヤリハット事例集】子育て中におこりやすい事故とは?覚えておきたい応急手当方法

食品に似ている洗剤や入浴剤による事故も起こっています。

寝具

布団の選び方にも、窒息のヒヤリハットを防止するポイントがあります。それは、敷布団のかたさと掛け布団の軽さです。赤ちゃんはやわらかい敷布団だと、うつぶせになったときに顔が埋もれてしまいます。掛け布団が重いと、顔にかかっても払いのける力がありません。首に物が巻きつくことを防ぐため、布団の周りに物を置かないことも大切です。

東京消防庁によると、毎年1,000人を超える乳幼児が、窒息や誤飲で医療機関に救急搬送されているといいます(※1)。救急搬送されていない事案を含めると、窒息や誤飲のヒヤリハットが日常的に起こっていると考えられます。


誤飲の原因として多いのが、おもちゃなどに使われているボタン電池や磁石の誤飲です。電池や磁石は短時間のうちに消化管の壁に損傷を与えるため、赤ちゃんの手が届かないところで管理しましょう。

水でふくらむジェリーボールなど樹脂製のおもちゃや家族が使っている医薬品、食品と似ている洗剤や入浴剤による事故も起こっています。とくに、吸水してふくらむ製品は開腹手術が必要になるケースもあります。

布団の選び方にも、窒息のヒヤリハットを防止するポイントがあります。それは、敷布団のかたさと掛け布団の軽さです。赤ちゃんはやわらかい敷布団だと、うつぶせになったときに顔が埋もれてしまいます。重い掛け布団は顔にかかっても払いのける力がありません。
首に物が巻きつくことを防ぐため、布団の周りに物を置かないことも大切です。

水まわり(お風呂、プール、川など)

子どもは10cmの水深でおぼれるといわれており、水深20cmのプールでも水難事故が報告されています(※2)。子どもがおぼれるときは、音もなく、静かに沈んでいく「本能的溺水反応」という現象が起こります。バチャバチャと水音を立てることもなく沈んでいくため、事故を防ぐには「目を離さない」ことが重要です。

お風呂

ママやパパが髪を洗うときは、子どもを湯船の外で待機させましょう。首掛け式の浮き輪がずれたり外れたりする事故が起こっているため、空気の漏れや装着具合をしっかり確認し、使用中も目を離さないようにしましょう。洗濯機や浴槽

湯船や洗濯機などに水をためたままにせず、水は抜いておきましょう。ドアにチャイルドロックをかけることも、事故を防ぐ方法のひとつです。

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