【ヒヤリハット事例集】子育て中におこりやすい事故とは?覚えておきたい応急手当方法
高温の蒸気に触れたり、蓋が開いて中身がこぼれたりしてやけどを負うケースや、電気ケトルのコードやテーブルクロスを引っ張って容器をたおしてしまい、高温のお湯や食品を浴びてしまうケースが報告されています。設置場所のレイアウトを見直すのはもちろん、倒れてもふたが開かない製品を使うなどで対策しましょう。
高温になるグリル付きコンロがあるキッチンや、暖房器具の周りには近づけないようにゲートを付けるのも効果的です。
転落、転倒
転落・転倒というと歩き始めた赤ちゃんというイメージがありますが、実は赤ちゃんが歩き始める前からこのような事故が起こっています。ハイハイやたっちの時期は、大人の思いもよらない動きをするため、行動できる範囲を制限することもポイントです。抱っこ紐やベビーカー使用時のヒヤリハットにも注意しましょう。
大人用のベッドやソファ
赤ちゃんは寝ながらでもよく動き回るため、添い寝をしていても上や下から転落するリスクがあります。
ベビーベッド
柵の閉め忘れによる転落事故に注意が必要です。
おむつ替えのときは必要なものをあらかじめ準備して、その場を離れないようにしましょう。
階段や玄関の段差
赤ちゃんが近づかないように、階段や玄関など大きな段差の前には、ベビーゲートを設置しておくと安心です。
椅子やテーブル
椅子の上に立ち上がらないようベルトを装着したり、テーブルの上によじ登ったりしないように周りに台になる物を置かないことが大切です。
抱っこ紐
前かがみになったときに赤ちゃんがすり抜け転落する事故が起こっています。赤ちゃんに手を添え、支えるようにしましょう。
ベビーカー
ハンドルに荷物をかけすぎると、重みでベビーカーごと後ろに倒れやすくなります。段差で引っかかったとき、ベルトをしてない場合は赤ちゃんが飛び出す恐れがあります。赤ちゃんの後頭部や顔面のケガにつながるため注意が必要です。
転落・転倒というと歩き始めた赤ちゃんというイメージがありますが、実は赤ちゃんが歩き始める前からこのような事故が起こっています。赤ちゃんは寝ながらでもよく動き回るため、大人用ベッドやソファには転落のリスクがあります。ベビーベッドに寝かせているときも、柵を閉め忘れないようにしましょう。
ハイハイやたっちの時期は、階段や玄関の段差、椅子やテーブルへの対策が欠かせません。階段や玄関など大きな段差の前には、ベビーゲートを設置しておくと安心です。