ヤフーの「パパママサポーター制度」って何?担当者に聞いてみた!
を選択できる「えらべる勤務制度」があるなど、充実した制度が用意されています。ヤフーのママ社員さんにインタビュー
では、実際に働いているママ社員さんは、どう感じているのでしょうか?勤続年数10年目で2児の母でもあるクリエイター人財戦略室の干場未来子さんは、夫もヤフーの社員で、夫婦で協力し合いながら仕事と家庭を両立しているといいます。
「仕事と家事・育児を両立するために、いろんな工夫をしています。たとえば、保育園への息子のお迎えや小学生の娘の夕飯の時間に合わせて退社する日は、その日に終わらせないといけない仕事を確実にクリアにしていく必要があるため、仕事の優先順位付けを間違えないように気を付けています。
また、平日のうち2日は夕方以降、夫に子どもたちのことをお願いして、私はがっつり仕事をしたり、息抜きで飲みに行ったりする時間を作れるので、仕事と家事・育児の両立によるストレスやジレンマはほとんどありません。管理職である夫が週2日、18時半に保育園のお迎えに行けること自体、子育てに理解のある会社だと痛感しています」(干場さん、以下同)
他にも、帰宅後の負担を減らすために、毎朝5時に起床してある程度は夕食の準備を終わらせているそう。さらに、週2回は家事代行を利用し、忙しい夫には家事よりも育児に比重を置いて参加してもらっているそうです。そんな干場さんは、どのように制度を活用しているのでしょうか?
「子どもが1人の時、2人に増えてから、未就学児の時、就学してから、夫の仕事が忙しい時、自分が管理職の時、といったように、さまざまなフェーズで働き方を変えてきました。
それもすべてフレキシブルな働き方を可能とする制度があったからできたことです。そして何よりも、多様な働き方を受け入れる社風と文化があったからこそ実現しました。
時短勤務でも、どこでもオフィス制度やフレックス勤務を利用しながら日々の業務時間を自分の裁量で調整し、1週間、1カ月単位で仕事の計画を立てられることも助かっています」
さらに、制度を活用することで、子どもとのコミュニケーションも充実したといいます。
「昨年から『えらべる勤務制度』ができたので、仕事が中途半端にならないか少し不安はあったものの、娘の小学校の夏休み期間で週休3日にトライしました。娘と2人で出掛けたり、お菓子を作ったり、息子が生まれてからあまり確保できなかった“娘と2人だけの時間”を作ることができ、娘の笑顔をたくさん見ることができたので、制度を使ってみて本当に良かったです」