プレッシャーで破滅!? 体験談から学ぶ“妊活離婚”に陥る原因と対策
こんにちは、ママライターのましゅままです。
晩婚化が進み、ずいぶんと世間に浸透してきた「妊活」という言葉。この言葉に苦しめられてしまっているご夫婦は少なくないです。
幸せをつかむために始めたはずの妊活が原因で、夫婦の仲を壊し離婚に至ってしまうケースが増えているためです。
今回は、妊活離婚に至った夫婦のエピソードをご紹介します。
●妊活離婚に至った夫婦のエピソード
●夫から離婚を申し出たパターン
『自分から離婚を告げました。理由は、妻からの「タイミング」を取るプレッシャー に耐えられず、日に日に本当に妻との子どもがほしいのかどうかがわからなくなってしまったから。
突然、「今日、タイミングね」とメールがきていて、断るとものすごい不機嫌になるので、毎回仕事の予定を狂わせて妻の言う通りにしていました。
だけど、なかなか子どもには恵まれず、妻はピリピリしだして話しかけにくくなって妻との関係もギクシャクしてきてしまいました。
そのうち妻のほうから、「不妊治療を始めたいから病院に一緒に来て」と言われましたが、多額のお金をかけるほど自分の気持ちは妊活には向いておらず……。こんな状態では子どもに恵まれても育てることはできない、このプレッシャーから逃げだしたい 、という考えに至り離婚しました』(34歳男性/会社員)
男性はプレッシャーに弱い生き物。そして、女性に立ちはだかる妊活のいくつもの現実問題は、男性にとって理解しようとすればするほど妊活へ消極的になる傾向があるようです。
こちらのご夫婦はまさにその典型パターンに陥ってしまったようですね。
『結婚前は、もし子どもができなくても二人で仲良くやっていこうね、と話をしていたのに、いざ妊活をスタートさせると、妻が豹変。まだおなかに宿してもいない赤ちゃんの話ばかりで自分のことは興味がなくなったようで、寂しい思いをしました。
妻のために頑張っていましたが、一向に報われない、ゴールの見えない努力にだんだん疲れてきて……。
結果、赤ちゃんを授からないのは僕のほうに原因があることがわかり、妻の気合にこれ以上ついていけない 、自分は妻には必要ない な、と感じて別れを告げました』(27歳男性/会社員)
女性は“妊活モード”になることにより、心も体もさまざまな切り替えができます。しかし、男性は妊活に関して特別なスイッチを入れることは難しいもの。