「この病院でよかった!」小児科で“感動”したママたちの声
夜中だったんですけど、周りの病室からは泣き声も聞こえないし、みんなうまく授乳できてるのかなって思って……。授乳すらうまくできないなんて、なんてダメな母親なんだろうって思いました」
こちらのママさんが出産されたのは、小児科と産婦人科が併設されている専門病院。出産後は完全個室だったそう。
あとから「入院中なんて私も授乳うまくできなくて、真夜中でも子どもギャン泣きだったよ」と色々なママから聞くこともあったそうですが、当時は周囲の部屋の声が漏れ聞こえることもなく、「こんなこともできないのは自分だけだ」と感じていたそう。
「子どもをあやしながら片手で慣れないミルク作ってたら、看護師さんが来てくれたんです。そこで『お母さんも頑張ってますね』って言ってもらえて、泣いちゃいました」
「ミルクもこちらであげておきますので、お母さんは今日はゆっくり眠っても大丈夫ですよ」と言ってもらえたため、その言葉に甘えることにしたそう。
「ゆっくり眠って、朝ごはんを食べてから子どもを迎えに行きました。それから改めて授乳のやり方を聞いたり、ミルクでも大丈夫よって言ってもらったりして、すごく気が楽になりました。
隣の市に引っ越しちゃった今でも、この小児科には何かあるたびに通っています」
自分を「ダメな母親だ」「最低限のこともできない出来損ないの母親だ」と感じさせられてしまうのは、とても辛いことです。
そんな中で頑張っていると認めてもらえて、大丈夫と言ってもらえた のが、とても心強かったそうです。
筆者も出産後の入院中、似たような経験をしたことがあります。看護師さんから温かい言葉をもらえたことに加え、子どもを預かってもらえて、睡眠時間を確保できたこともとても大きかったです。
産後で疲れているママにとって、温かい言葉と睡眠時間は、何よりも喜ばれるプレゼントですね。
●「お母さんは大丈夫?お母さんも気をつけてね」と言ってもらえた
「子どもが手足口病にかかった時、小児科のお医者さんから『お母さんは大丈夫?』って言ってもらったんです。すごく嬉しかったです」
こちらは、5歳と3歳のお子さんを持つママの言葉です。「最初に下の子がかかって、それだけでも大変だったのに上の子にもうつってしまって。
もちろん一番大変なのは子ども達自身ですけど、私も結構参ってしまっていたんだと思います」
実家のご家族からもお子さん達の心配はされたそうですが、ママのことを労ってくれる人はなかなかいなかった そう。