「子どもがいるのになんてキレイなの!!」と思われる部屋の特徴3つ
先日、2組の友人夫妻がわが家へ遊びに来ました。そのご夫婦はどちらにもまだお子さんがいません。
しかし、周囲には子育て真っただ中の家族が多いそうで、そんなご家庭に遊びに行く機会もしばしばあるそうです。
その2組の夫婦とインテリアや整理整頓などの話で盛り上がる中、興味深かったのが、「子どもがいる家はなぜ散らかって見えるのか?」「子どもがいるのに片付いて見える部屋とは?」という話題でした。
子どものいない夫婦が感じる「生活感を感じさせない部屋」とは?
●床に物が“散乱”していない
床が一面見えた方が広く感じるのは確か。日々の片付けの中で筆者も経験済みです。
できることなら毎日いつでも床に何もない状態をキープしておくのが一番ですが、彼ら曰く、床には物があってもいいそうです。
重要なのは「散乱」させないこと。
「まとめる」「積む」など、意図を感じる整頓が重要 なのだそうですよ。
A夫(39歳/メーカー勤務)「床に物が置いてあるのにスッキリ見える部屋に共通しているのは、考えられてそこにある、ということ。放置されて散らばっている状態とは明らかに違い、ディスプレイされている感じ。こまごました物をボックスやカゴに整理して部屋の一角に積み上げたり、種類や材質ごとに分類したり並べたりするやり方なら手間をかけずにまとめることができるんじゃないかな」
A妻(37歳/会社員)「ボックスやカゴにまとめたからといってズラッと並べていると締まりがないし空間も狭く見えてしまうので、物が置いてあると部分と何もないところをしっかり分けると、メリハリがついていいかもね。あまりに収納するべき物が多い場合はカラーボックスやチェストなどを利用して、ゴチャゴチャ感が見えないように整理するのがいいと思う」
B妻(40歳/フリーデザイナー)「子どものいる家で床におもちゃが落ちている、というのは当たり前のことだと思うけど、少しでもスッキリさせたいなら、散らかっていてもOKなスペースを限定し、そこ以外の廊下やリビングは何もない状態をキープするといいと思う。以前、そのやり方を実践しているお宅へお邪魔したことがあるんだけど、色味のある部分とない部分がはっきり分かれていたから、乱雑な感じは全然しなかった」
B夫(40歳/会社員)「散らかっていてもいいスペースと、絶対に片付いているスペースをしっかり区別している家は、子どもスペースが多少散らかっていても家全体はスッキリ見えるよね」