子育て情報『完璧主義こそキケン!? 転勤族ママの「引っ越しうつ」の症状と予防法』

2016年3月2日 18:00

完璧主義こそキケン!? 転勤族ママの「引っ越しうつ」の症状と予防法

短時間で多くのことをこなすうちに、腰も心もボロボロに疲れてしまいます。

●引っ越しうつ(白壁症候群)という病気

引っ越し前後の忙しい時期は、ママに妙なハイテンションをもたらしがちです。

忙し過ぎてナチュラルハイな状態になる経験をお持ちの方は多いでしょうが、引っ越しにはこれに“新生活への期待”という要素も加わり、超多忙なはずのママが何故か逆にイキイキしている現象が起こりやすくなるのです。

そんな時期を走り抜けた、1〜2か月後……。

今度は突然糸が切れたように、猛烈な虚無感に襲われ、何もできなくなってしまうケースがあります。

この状態を“引っ越しうつ”と言い、引っ越し先の白い壁をボーッと見つめ続ける症状から『白壁症候群』 とも呼ばれています。

【引っ越しうつ(白壁症候群)の症状】
・不眠(夜中から明け方にかけて目が覚めてしまう)
・意欲や行動力の低下
・思考渋滞や思考停止
・記憶力、集中力、決断力の低下
・食欲不振
・頭痛、肩こり、胸痛、関節痛などの痛み
・便秘
・動悸
・めまい
・ほてりや発汗
・口の渇き
・手や指の震え

など。じつは自殺願望を伴うケースもある恐ろしい病気。
引っ越しを控えたママはぜひ注意してください。

●引っ越しうつを予防する鍵は“作業の重要度”!

引っ越しうつ(白壁症候群)の予防法は、“頑張りすぎない” ことが重要。

こう聞いても、「何を!?」と感じてしまうママには、引っ越しで必要な作業を重要度順にこなしていくことをオススメします。

たとえば、荷造りや各種手続き。これらは最重要です。先延ばしにすることができない作業ですので、まず優先して行うべきですね。

優先順位の低いものには、「オシャレなお部屋にしたい!」「新しい人間関係を頑張らなきゃ!」というものがあります。

これらは引っ越しと聞いて真っ先に思い浮かびがちなポイントですが、別にこなさなくても死ぬわけではありません。


のんびり先延ばしでいきましょう。

引っ越しでは、すべての作業や物事が、重要度に関係なくママに降りかかってくるわけですが、だからと言って同時進行で行う必要はないのです。「しなくてはいけないこと」と「した方が好ましいこと」を整理して、必要最低限の負担 で乗り切ってください。

また、荷造りや手続きについても、可能であれば休日のパパや子どもたちの手を借りてください。

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