子育て情報『全ては子どものため? 「卒乳後のバスト」が垂れ下がるワケ3つ』

2016年3月20日 19:00

全ては子どものため? 「卒乳後のバスト」が垂れ下がるワケ3つ

出産後に胸が大きくなるのは、赤ちゃんのために乳腺が発達するからですね。

しかし、授乳が終わると、乳腺はその役目を終えます 。もう発達する必要がなくなるので、徐々に働きを弱めていき、それに伴って乳腺を支えていた皮下脂肪もなくなっていきます。

●(2)出産前後の大きい胸に合わせた皮膚

私の場合は、妊娠した時点で胸のサイズが2カップ〜3カップほど大きくなりました。人生の中で、最初で最後の巨乳体験です。

私のように妊娠や出産を機に胸のサイズが大きく変わった場合、胸の皮膚は大きいときの状態に合わせて伸びます。

中身が詰まっている間はいいのですが、中身がなくなるとただの伸びた皮 。

巾着袋に小さな石を一つ入れたときのように、ダランと垂れ下がります。


●(3)クーパー靭帯

クーパー靭帯とは、乳腺や皮下脂肪をまとめるように支えている、コラーゲン繊維の束のこと。胸が垂れないように、ロープでくくりつけているようなイメージです。

このクーパー靭帯、重要なのは、「伸びるけれど縮まない。伸びても切れても修復しない」 ということ。

妊娠や出産によって発達した乳腺をつなぐために、クーパー靭帯は思いっきり伸びて支えます。そして授乳が終わっても元に戻らないんですね。

今までピンピンに張って引っ張っていたものが、だるんだるんで引っ張っている。これはやっぱり垂れてしまいます。


●少しのケアで変わることもある。でも今は赤ちゃんのために

私の胸は多分、授乳後の垂れ下がった胸界の中でもトップクラスに入るくらいの駄乳ですし、そのわりにあまりケアをしてきませんでした。

最近になってようやく、年齢にあったブラジャーをつけるようになったりマッサージクリームをつけるようになったり。

誰に見せるわけでもないけど、それでも久々にブラジャーをつけて洋服の上からちょっと膨らみが分かったり、クリームで胸に少しハリが出てきたり。少しのことで年がいもなく浮かれることもあります。

最近は食べ物やおっぱいマッサージなど、授乳後の胸を元に戻すための方法も多く紹介されています。妊娠前と同じくらいの胸になった、という方の話を聞くこともあります。放置してしまうとそのままですが、きちんと対処していけば改善することも可能なのだと思います。


とはいえ、今はまず、赤ちゃんのための胸 。

「女性は胸が大きくふくらんでいるはず」

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