妊娠してごめんなさい! 日本の「萎縮社会」ぶりを感じるエピソード3選
自分が日本人であることを誇れないことって、たまにありますよね。
日本人は外国に比べてマナーが良いと言われています。自分に非があることにはすぐに謝罪する、震災などの非常時にも行列はきちんと守る、など海外では「礼儀正しい」「親切」などと賞賛されていたりします。
しかし、そんな行儀の良い日本人だからこそ抱えている社会問題があります。そのうちの一つが、日本の“萎縮社会”化 。
日本人は“自分に厳しく他人に厳しい”という気質を持っている人が多いため、周囲への監視が強く、少しでもマナー違反な行動をしている人を見かけると、一斉に袋だたきにしてしまうことがあります。
近年ではその傾向が強まっており、国民全体が“萎縮”してきているとメディアでは報じられています。
今回は、そんな日本の“萎縮社会”化を感じさせるエピソードをご紹介いたします。
●日本が「萎縮社会だなぁ」と思うエピソード
●不謹慎狩り編
『熊本地震が起きたとき、被災地へエールを送っただけの芸能人が叩かれまくっていたのを見てどん引きした。被災地を応援したいと思っていたはずの他の芸能人も、それで萎縮して何も行動しなかった人多い と思う』(30代男性/会社員)
『一番ビックリしたのは、義援金を募っている学生に対して「自分でバイトして募金しろよ」というクレームが多くついていたこと。何も行動せず文句だけ言ってる人よりよっぽどエラいのに、足を引っ張る人が多くて……日本の民度が低下しているように感じました』(40代女性/パート)
最大震度7を記録した熊本地震では、多くの芸能人が被災地へエールを送りましたが、“不謹慎”と称してネット上でSNSやブログを炎上させる人たちが続出しました。
女優の長澤まさみさんはInstagramで“笑顔”の写真を投稿しただけで「タイミング悪すぎ」と非難され、自身のTwitterを被災者への支援情報に活用したモデルのダレノガレ明美さんは「指先で操作するだけじゃなく、現地へ行けよ」とバッシングを受けました。
さらに、実際に熊本地震の影響で実家が倒壊した女優の井上晴美は、ブログで現地の被害状況を発信していたところ、「悲劇のヒロイン気取りがイライラする」と批判を受けました。
また、被災地への義援金を募っている学生に対しては、「○○の募金活動はインチキらしい」などの妨害行為が行われ、満足に義援金を集められなかった という例もあるようです。