小池百合子都知事が“教育機会の平等化”を目的として都内の私立高校生の授業料を無償化する計画を発表して話題となっていますね。
世帯年収が760万円未満の生徒で、東京都内に在住の私立高校生が対象となります(都内に住んでいれば東京以外の私立高校に通っていてもOK)。
お金がなくて私立を諦めかけていた家庭にはかなりの朗報ですが、一方では「そもそもお金がないなら私立へ行くな」「もっと他のことにお金を使え」という批判も多く上がっています。
たしかに、この無償化を実施するには75億円の予算を上乗せする必要があると言われており、税金を払っている立場からすればいろいろ意見したいことがあるのは事実でしょう。
そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに「都内の私立高校生に対する授業料の無償化制度」についてどう思うかアンケートを取ってみました!
●都の私立高校生に対する授業料の無償化制度をどう思いますか?
・1位:東京都だけでなく全国で実施してほしい……34%(60人)
・2位:お金がないなら公立に行けばいい……14%(25人)
・3位:公立の生徒に不公平感がある……12%(22人)
・同率4位:他に税金を使うべきところがある……9%(17人)
・同率4位:高校生ではなく大学生の支援を優先させるべき……9%(17人)
・6位:金銭的な負担が減るので賛成……6%(11人)
・7位:優秀な生徒向けの奨学金を拡充するべき……6%(10人)
・8位:年収の基準をもっと低くするべき……4%(8人)
・9位:年収の基準をもっと高くするべき……3%(6人)
・10位:年収以外の事情も加味してほしい……2%(3人)
※有効回答者数:179人/集計期間:2017年1月19日〜2017年1月20日(パピマミ調べ)
●「全国で実施してほしい」という意見が最多
『はじめこのニュースを聞いたとき、「これで子どもを私立に行かせられる」と喜んだけど、よく見たら“都内在住の私立高校生”限定だった。どうせなら全国一律でやってほしいです』(38歳女性/中学2年生のママ/福岡県)
『偏見かもしれないけど、地方のほうがお金ない人多いんだから、東京だけじゃなくて全国でやるべき』(44歳女性/高校1年生のママ/愛知県)
最も多かったのは、「東京都だけでなく全国で実施してほしい」というものでした。
この制度を聞いて東京に住んでいる人を羨ましく思った地方在住の人は少なくないでしょう。