試合に出られないから移籍検討もチームが変わるとトレセンなくなる問題
ご相談文を読む限りは、お子さんがどういった環境を希望しているのかがわかりません。お母さんは、セレクションを落ちた場合、試合のできるクラブに移籍するか、トレセンを重視して試合ができない学校のサッカーチームの二択で悩んでいると書かれています。
が、悩むのは息子さんであって、お母さんではありません。そこを忘れないでください。
■小学生にふさわしいサッカー環境とは
では、お母さんは、小学生の息子さんがサッカーをするにあたって、どのような環境がふさわしいと思われますか?
私の意見を言わせていただくと、以下のような条件が考えられます。
1)指導者に暴力や暴言がなく、楽しくサッカーができるところ。
2)指導者に威圧的な態度がなく、主体的に取り組むよう子どもに求めているところ。
3)勝利至上主義ではなく、サッカーを好きになることが最優先されているところ。
4)全員が試合を経験できるよう配慮されているところ。
これらが保証されていて、なおかつ試合を経験できれば移籍を考えてもよいかと思います。
ぜひこの4つのことを考えながら、息子さんと「じゃあ、どんなチームだと楽しくサッカーができるかな?」と一度話し合ってほしいと思います。
■どんなスポーツでも試合が一番楽しいもの
そのうえで親として助言するとしたら、どんなことがあるでしょうか。
お母さんがひとつ悩まれているのが、トレセンに選ばれることと、試合に出ることのどちらが息子さんにとって重要なのかということです。
私の個人的な意見になりますが、サッカーに限らずどんなスポーツでも試合が一番楽しいものです。そして、試合をしたほうが上達するはずです。
これはJクラブのコーチがおっしゃる通りだと思います。
もし、息子さん本人がほかのクラブに移籍してもよいというならば、今すぐそうしてあげたほうがよいでしょう。
■子ども自身が最優先したいのは何なのか、を聞いてみよう
じゃあ、県トレセンに入れなくなっていいのか。それについては、都道府県ごとにトレセンの内容や活動の頻度は異なるため、その価値について明確なことは言えません。それこそ、Jクラブのそのコーチの方に尋ねてはいかがでしょうか。加えて、息子さんに、トレセンの活動を最優先して考えたいかどうかを聞いてみましょう。
それと、Jのジュニアユースを落ちた場合、「どっちを選んだら?」と悩まれているようですが、これは中学で学校部活のサッカー部に入るのかを悩まれているということでしょうか。