アウトプットのタイプによって書き方が違うから「うちの子上手く書けてない」とへコまない! タイプ別サッカーノート、野球ノートの書き方のコツ
子どもが生まれながらに持つ3つの素質タイプによって、響く言葉ややる気を上げる働きかけ、失敗や敗戦後の言葉かけの違いを、統計心理分析の理論をもとに、子どもと親の関係性の改善をアドバイスしてきたJr.アスリート分析アドバイザーの河野真杞さんに聞いてきました。
今回は、タイプによって「アウトプットの仕方が違う」ことを紹介します。サッカーノートや野球ノートも、親として理想の書き方があったり、「うちの子これしか書けない。もっと詳しく長文で書いてほしい」という方は少なくないですが、それにはアウトプットの特性という理由がありました。
子どものタイプを知ることで、他の子と比較せず我が子の成長を喜べるようになるのです。
(構成・文:小林博子)
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■3つのタイプの見分け方
<共感タイプ>
共感タイプは家族や友達のために頑張りたいタイプ。心許せる仲間と一緒に行動するが好きで、自己主張はあまり得意ではありません。辛いとき悲しいときは「どうしたの?」と自分の気持ちを聞いてほしかったり、スキンシップで気持ちを安定させたりするのも共感タイプの特徴です。
チーム全体を引っ張る役割より、影ながら皆を支える役割が向いています。
<独立タイプ>
自分で決めた目標を自分のやり方で達成する力に長けた独立タイプ。ただし目標は具体的かつ現実的、自身が納得いくものである必要があり、そうでないととことんダラける一面も。周りがピーディーに頑張っていても「自分は自分」と、マイペースすぎる面が裏目に出ることもあるでしょう。日常生活では自己主張が強く頑固、ストレートな発言で周りをびっくりさせてしまうこともあります。
<直感タイプ>
「直感」タイプはその名の通り、直感力に優れています。試合の流れや波を俯瞰して的確につかみ、最後のここぞという場面でスイッチが入るタイプです。状況を感性でキャッチして動いているため、日頃からコツコツと努力したり、終わった後に反省することが苦手。
過去の振り返りより大活躍する未来をイメージして頑張るタイプです。これらの特徴は、日々の行動全てに表れます。家庭では、宿題のやり方などで判断するとわかりやすいかもしれません。
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