子どもが少食、試合のお昼に固形物が食べられない、補食は何が良いか分からない......。 ママたちの悩みにプロが回答
前回もお話ししましたが、栄養を摂ることの意味や、それがなりたい自分に近づくためにどうして必要なことなのかに本人が気づけるよう親が働きかけてみてください。
■時間がなく補食をコンビニで調達するとき、何を買えばいい?
アンバサダー:
練習や試合の後、家に帰ってから夕食を作ると遅くなる時など、時間がないときに手軽にコンビニなので買う場合にいいとされるものは何ですか?
坂口さんのアドバイス:
試合や練習の合間のエネルギー補給が目的だとしたら、さきほど試合当日の捕食で例にあがったゼリー飲料やおにぎり、スティックパンなどはいかがでしょうか。
練習時間があいたり、練習後に帰宅まで時間がかかる場合は、糖質と脂質、タンパク質にフォーカスしてバランスを考えて買って食べましょう。おにぎりとレジ横のお肉系を組み合わせるほか、ハムや卵のサンドイッチなども良いバランスです。
コンビニ食は体に悪いのではとお考えになる方もいらっしゃいますが、それよりも空腹な時間が長くなるほうが成長期の子どもにはNG。エネルギーが枯渇しないようコンビニにも頼るのが賢い選択です。
■「自分で考える」を食事にも
サカイクの「自分で考えること」は、食事の仕方にもとても大切なことだと坂口さん。毎日のご飯は親ができるサポートの中でも大きな部分を占めるため、どうしても過保護になりがちですが、子どもを信頼し、子ども自身に決めさせることが最も効果的な解決策のようです。まだまだ暑く、大人ですら食べられる量が減りがちな日々ですが、成長期の今、子どもと一緒に食事に意識を向けてみるのもよい機会ではないでしょうか。
坂口 望
MOGUらいふ代表
管理栄養士、公認スポーツ栄養士として、選手の栄養相談や栄養セミナー講師、アスリート向けの献立作成などを行っている。
プライベートでは高校生から小学生までの、スポーツをする3児の母。
https://mogulife.net/
親が変われば子どもも変わる!?
サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>
「キッズランドUS 茨城うしく店」9/19(木)リニューアルオープン ユニークでスペシャルな新コーナー登場で楽しさ大幅パワーアップ!