子育て情報『<イベントレポート>子どもの自己肯定感が低いと危険!?ネットトラブルとの気になる相関関係とは?満足度91%以上!小・中学生対象のネットリテラシー教育イベント~日本最大級の教育情報サイト「リセマム」とJ:COMグループ共同開催~』

2022年2月2日 13:00

<イベントレポート>子どもの自己肯定感が低いと危険!?ネットトラブルとの気になる相関関係とは?満足度91%以上!小・中学生対象のネットリテラシー教育イベント~日本最大級の教育情報サイト「リセマム」とJ:COMグループ共同開催~

野口氏:最近では、いじめの現場がリアルからSNSへ、さらにオンラインゲームに移行しているそうですが、子どもが自分専用デバイスを持つことでトラブルになった時、どのように対応すれば良いでしょうか。

粟津:子どもがトラブルになったときに大人が解決しようとすると、だいたい失敗します。お子さまに対して「こうしなさい」と言いたくなってしまいますが、自力でトラブルを解決する機会を奪ってしまいかねません。大人が解決しようとしないことが大切です。トラブルが起きた際には指示するのではなく、子どもの意見の交通整理をしたり、うまくまとめたりするスキルが求められます。それにはまず、子どもに寄り添ってコミュニケーションの素地や関係性を作っておくことが重要です。親は自分がゲームをしたことがなくても、子どもが楽しそうにやっているなら「このゲームはきっと楽しいものなんだ」ということを一旦受け止めてあげると、親子で話しやすくなると思います。
また、お子さまも、何か困ったことがあったらまずは保護者の方に話してみてほしいです。
何かあったとき、親は話してほしい、頼ってほしいと思っていることをぜひ知っておいてほしいと思います。

■ゲームが子どものコミュニケーションの主流に
野口氏:オンラインゲームの魅力や怖さについて教えてください。

粟津:オンラインゲームの楽しさは、家にいながらみんなで一緒に遊ぶことができることや、ネットを通じて人とつながっていることを実感できることだと思います。子育て世代の大人からは良く思われていないと感じるのか、隠れてオンラインゲームをやっている子どももいます。保護者は「危険だからダメ」と頭ごなしに禁止せず、「こういう危険もあるよ、気を付けながらやろうね」と話し合いをしてから始めると良いと思います。子どもも「こんなゲームをやっていて、こういうところが楽しいよ」とぜひ親に伝えてみてほしいです。

■相手を深く傷つける言葉は犯罪になることも
粟津:オンラインゲームには、ゲームを通して直接会ったことがない人とつながることができるという特徴があります。ゲームでさまざまな人とつながるのは楽しいことですが、怖い人とつながってしまい悩んだり、自分の言動が相手の怒りに触れてトラブルになったり、事件になる恐れもあります。
知っておいてほしいのは、相手を深く傷つける言葉は犯罪になる可能性があるということです。

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