ドスパラは28日、スマートフォンやタブレットの画面を拡大するスタンド式の拡大鏡(フレネル・レンズ)「DN-13429」を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は1,299円(税込)。本体は折りたたみ式で、スマートフォンやタブレットをレンズの向こう側に立てかけるようにしてセット。手前のレンズによって、画面が大きく見えるようになる。スマートフォンやタブレットの画面以外に、新聞などを読むときにも利用できる。本体サイズはW193×D122×H12mm、重量は166g。
2015年12月28日2015年12月26日、27日の全国映画動員ランキングは、『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』(全国358館)が2週目も首位を守り、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(全国370館)は先週と同じく2位を記録した。その他の画像/動員ランキング第3位は『orange-オレンジ-』(全国303館)、第4位は『007 スペクター』(全国352館)、第5位は『母と暮せば』(全国336館)となり、週末に封切られた『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』(全国235館)は初登場6位に。『クリードチャンプを継ぐ男』(全国256館)は初登場11位につけている。次週(1月2日、3日)は大作映画の公開がないため、年末年始に上位作品の動員がどのように推移するのか注目だ。『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』公開中
2015年12月28日Appleは、同社が例年販売している福袋「Lucky Bag」の販売が2016年はないことを明らかにした。Apple Storeは2日からの営業となる。「Lucky Bag」はAppleが毎年販売している福袋。例年、各店舗に行列ができるほどの人気がある。2016年の販売について、Apple Store 表参道に問い合わせると、「全国の店舗で販売を予定しておりません。理由についてはわからない」とのことだった。なお、2016年の営業は全国共通で2日からとなり、開店時間は、午前10時から午後6時まで。
2015年12月28日NEXXは25日、Boogie Board技術を採用した手書きメッセージ入力ボード「Write2Go」を発売した。価格は13,800円(税別)。Facebookメッセンジャー、LINE、Skypeといったインスタントメッセージに、手書きのメッセージやイラストを投稿できる手書きメッセージボード。Boogie Boardの技術を用いており、5型のタブレットボード上にスタイラスペンで文字やイラストを書いてPC画面に送信する。書いたものはボード上に残るので、紙にメモを書く感覚で使用できる。デジタルメモ管理ツール(メモマネージャー)では、スケジュールを決めてPCの画面にメモをポップアップさせるリマインダー機能や、手書きメモをカテゴリ別に色分けして保存しておく機能を搭載。検索キーワードを入力するページを設けることもできるので、後日にメモの内容を検索する時などに重宝する。GoogleカレンダーやOutlookとの連携も可能で、予定を登録すると手書きメッセージのメモが予定表に添付される。WordやPDFなどの電子文書に、直接署名や注釈コメントを挿入できるほか、文字認識機能も搭載。日本語か英語であれば、PenPower製の認識技術により、手書き文字をテキストデータに変換する入力デバイスとしても使用できる。書き込み領域は113×64mm(5インチ)、本体サイズはW136×D125×H16.7mm、重量は100g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 10、Mac OS X 10.8以降。
2015年12月28日三菱航空機は12月28日、次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)に関するWEB情報発信ツール「MRJ Newsletter」第8号にて、12月2日にパートナーズカンファレンス開催、また、12月10日にボーイングとでカスタマーサポートに関してセレモニーを実施したことを発表した。12月2日には9度目となるパートナーズカンファレンスを名古屋で実施。パートナー各社を中心に国内外25社の幹部および関係者が一堂に集まり、飛行試験や開発・量産を中心とした広範な協議や意見交換を行った。同会議では、MRJプログラムへの支援に感謝の意を表し、パートナー表彰としてAIDC (Aerospace Industrial Development Corporation、台湾)とエアバスヘリコプターズ(ドイツ)、ナブテスコ(日本)を表彰した。また、12月10日にはシアトルのミュージアム・オブ・フライトにて、ボーイングおよび三菱航空機関係者でカスタマーサポートでの取り組みに対してセレモニーを実施した。同セレモニーは、顧客がいつでもどこでも素早く、最新のMRJのカスタマーサービスにアクセスできるウェブポータル「MMF(My MRJ Fleet.com)」の構築が大きなマイルストーンに到達したことを祝したもの。三菱航空機は2011年6月にボーイングとカスタマーサポートに関する支援契約を締結しており、同セレモニーでは「両社協力のもと、最良のカスタマーサポート体制を構築していく」とコメントしている。(c)2015 MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.
2015年12月28日インターネットイニシアティブ(IIJ)は、高音質なデジタル・オーディオ・フォーマット DSD5.6MHzをはじめとするハイレゾ音源のライブ・ストリーミングサービス「PrimeSeat」の提供を開始した。同サービスでは、H2Aロケットの打ち上げ音からオーケストラ演奏会まで、きめ細やかなハイレゾ音源の違いを体感できるさまざまなコンテンツが、オンデマンドおよびインターネットラジオで配信される。また、 ライブ・ストリーミング番組(生放送)や、クラシック専門インターネットラジオ局OTTAVAとの共同制作による小編成のサロン・コンサートも配信(2016年1月開始予定)。視聴には、コルグが開発し提供する無料の専用ソフトウェア「PrimeSeat」(Windows/Mac対応)をコンピュータにインストールする必要があるほか、音源のフォーマットにより、対応コンバーター(DAC)やステレオが必要となる。なお、コンテンツ視聴料は、2015年12月21日現在で同サービスに掲載されているコンテンツはすべて無料で視聴可能。今後コンテンツの拡充にともない、一部有料コンテンツも提供するとのこと。
2015年12月28日2011年に同性婚が合法となったニューヨークを舞台に、39年間連れ添い、念願の結婚式を挙げた老カップルが、年金や医療保険、不動産など、超現実的な問題に直面する姿を優しく丹念に描いた『人生は小説よりも奇なり』。ジョン・リスゴー&アルフレッド・モリーナという2人の名優で紡ぐ、この悲喜劇から予告編映像が到着した。ニューヨーク、マンハッタンに暮らす画家のベンと音楽教師のジョージは、ようやく念願かなって結婚。周囲の祝福を受けて、2人の新たな生活は順調に始まるはずだったが…。同性同士の入籍が理由でジョージは仕事をクビになり、これまで絶妙なバランスで保たれていた生活はいとも簡単に崩れてしまう。保険、年金、不動産…現実問題が次々と押し寄せ、2人は長年暮らしたアパートメントを離れ、新婚早々に別居を余儀なくされることに。社会からの根強い差別と肩身の狭い居候生活に心が押しつぶされそうになりながら、ベンとジョージはありのままの自分を理解してくれる人がいることの幸福に改めて気づく。そんな矢先、予期せぬ出来事が訪れ…。画家のベン役を『愛と追憶の日々』や近年では『猿の惑星:創世記』『インターステラー』などに出演するジョン・リスゴー、そのパートナーの音楽家ジョージ役を『スパイダーマン2』の悪役や『ダヴィンチ・コード』『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』などで知られるアルフレッド・モリーナという2人のベテランが妙演を見せる本作。さらに、ベンの親戚の女流小説家には、『いとこのビニー』でアカデミー賞「助演女優賞」に輝いた、『Re:LIFE~リライフ~』『クーパー家の晩餐会』などのマリサ・トメイと、実力派たちによる競演が見どころとなる。今回解禁となる日本版の予告編は、ベンとジョージが、親戚や友人など多くの人たちに祝福された結婚式のシーンから幕を開ける。ところが、ジョージは職場を解雇され、新婚早々、2人は別居をするはめに。結婚式では笑顔で祝ってくれた親戚も、転がり込んできたベンといざ同居となると、次第にうっとうしさを感じ、ついにはストレスが爆発!一方、ジョージも毎晩パーティ漬けの友人宅での生活にうんざり。自分の居場所がないかのような寂しさでいっぱいになりながらも、寄り添う2人の様子が描かれていく。また、本作のもう一つの主役ともいえる、マンハッタンのクラシックなアパートメントや、ブルックリンの屋上から見る景色など、随所に登場するニューヨークの街並も登場。そして、ショパンの調べが名優たちが奏でる人間讃歌にいっそうの温かさをもたらしている。2人の優しい愛が、少しずつ周囲の人たちを変えていく過程を丁寧に紡いだのは、『あぁ、結婚生活』のアイラ・サックス監督。全米映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では94%(Flesh)という高評価を獲得している、悲喜こもごもの大人の物語を、まずはこちらからご覧あれ。『人生は小説よりも奇なり』は2016年3月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日●基調講演が4本という豪華な構やや時間が経ってしまったが、12月2日に都内で開催されたARM Tech Symposia 2015 Tokyoの内容をお届けしたいと思う。といっても、基本的にARM Tech Symposiaの位置付けは11月にサンタクララで開催されたARM TechConのサブセットであり、内容はかなり重複している。そこで、ARM TechConのレポートでは省いた基調講演の内容、それと幾つかの追加された情報をまとめてお届けする事にしたい。まずはアームの内海社長(Photo01)が挨拶に立ち、昨今のIoTビジネスに触れて、「日本はマイコン立国なので」日本のメーカーにとってはある種お家芸の分野ではあるが、その一方で携帯のビジネスの様にガラパゴス化しかねないことを指摘、これを避けるためにもARMのエコシステムを活用して欲しいと簡単に締めくくった上で、基調講演に移った。○エコシステムが地球規模に拡大している今回は基調講演が4本立てという豪華なものであるが、まず最初はRene Haas氏(Photo02)によるMorning Keynoteである。内容はARM TechConでCEOのSimon Segars氏が行った"Building Trust in a Connected World"のほぼリピートである。Segars氏の講演そのもののハイライトはYouTubeで公開されているが、幾つかアップデートされたスライドもあるほか、そもそもこちらの講演を紹介していないので、まずこちらをご紹介する。2000年代においては、Supply Chainが全てを握っていた(Photo03)。現在もこれはまだ尾を引いている。例えばスマートフォンのエコシステムで言えば、こんな感じだ(Photo04)。25年にわたる革新や改良の積み重ねにより、1991年に同じ機能の製品を作ると3億5600万ドル掛かったであろうものが、今では数百ドルで手に入るようになった。「より安く」のニーズがなくならない限り、このトレンドそのものが無くなる事は無い。ただ、これに加えてここ数十年はExperience(体験)が重要になってきた(Photo05)。低価格だが、色々と機能や性能が欠けている製品よりも、より良い体験を味あわせてくれる製品にシフトする、というのはこれは携帯電話の変遷を見るまでも無く明らかである。実はこれもまた、別に珍しい話ではない。昨今のスマートフォンの高機能ぶりを考えれば、これは明らかだ(Photo06)。より高機能・高性能に、という要求もまた留まるところを知らない。更に考慮すべきことは、エコシステムが地球規模に拡大していることである(Photo07)。そして、さらにに多くのものがInternetに繋がろうとしている(Photo08)。この状況でスケールを確保するための要素がこちら、というのがARMの見解である(Photo09)。では具体的に、どんな形でこれからの製品というかアプリケーションが発達してゆくか、を医療・自動車・スマートシティを3つを例に取り紹介した(Photo10)。ただこの実際の例は動画の形で紹介されて撮影し切れなかったのでスライドは省略させていただく。医療では、病室や処置室などに多数の医療用モニターや治療装置が既にはいっており、これらが全てConnectedになること、人命を扱っているから勿論セキュリティが大事な事、そして様々なメーカーがさまざまな装置を導入するから、これが等しく接続できるためにはOpenな規格でないとまずい事などが示された。続く自動車向けでは、まずはInfortaimentやClusterが統合化されつつあるが、その次にはADASがやってくる。このADASの中にはV2X Comminication(車々間通信だけでなく、車と信号やその他との通信)が含まれており、これが他からの警告を受け取ったり、逆に自車から警告を送る(急ブレーキを掛ける事を後続車に送るとか)といった事もありえる。これらはConnectedであることが当然前提であるし、そうした通信を改竄されたりすると大事故になりかねないから、これまたセキュリティは重要である。そして勿論多くのメーカーがここに製品を提供するわけなので、相互接続性の確保も重要である。3つ目となるスマートシティでは、ここでけは唯一実際に製品というかサービスを提供しているCompologyの例を取り上げた。同社は廃棄物収集業向けサービスを提供する会社である。具体的には専用のゴミ箱の中にWaste Collection Sensorsと呼ばれるセンサーを搭載。ここでゴミの収集具合をダイナミックにサンプリングし、このデータをクラウド上で処理することで最適なゴミ収集ルートを提供するというもの。同社はこれを"WasteOS"と呼んでいるが、このWasteOSに関する紹介が行われた。最後に、こうしたエコシステムの構築に欠かせない要素をARMが提供できる(Photo11)、と締めくくってHaas氏の講演は終了した。●Product KeynoteではTechConで明かされなかった話がHaas氏の後にIndustry Keynoteを挟んで、Noel Hurley氏(Photo12)によるProduct Keynoteが行われた。このProduct KeynoteそのものはARM TechCon初日のMike Muller氏の基調講演レポートの前半部とほぼ同じ内容だったので詳細は割愛するが、TechConではなかった話が幾つかあるのでご紹介する。まずはbig.LITTLE関連の話(Photo13)。ご存知の通り現在のbig.LITTLEでは、高負荷時にはbig側のコアが、LITTLE側では低負荷側のコアが動く仕組みで、なので例えば4+4の8コア構成であっても、一度に動くコアは最大4つまでとなっていた。またbig側とLITTLE側は物理的に異なるL2キャッシュを利用しているので、big/LITTLEの切り替え時にはL2キャッシュの内容がコピーされるという仕組みであった。ただハードウェア的には別に4+4で同時8コア動作も可能であって、なので同時に動くのは片方だけ、という制限はあくまでソフトウェア側の方の作りこみの問題であった。さて、このbig.LITTLEに関して2014年にはIPA(Intelligent Power Allocation)がパッチの形で提供された。これは何かというと熱管理で、単にCPUの負荷だけでなく、消費電力というか発熱の度合いを見て、温度が上がってきたら強制的にLITTLE側に切り替えるとか、逆に発熱/消費電力にゆとりがある場合はbig側に切り替えるという、実際の利用シーンに合わせた仕組みである。これはあくまでもPatchの形で提供されてきたが、これが2015年にはKernelに取り込まれる事になるとする。更に2016年にはEAS(Energy Aware Scheduling)をLinux Kernelに統合する予定であることが明らかにされた。EASというのは要するに、負荷の高いアプリケーションはbig側で、負荷が少ないアプリケーションはLITTLE側で行うというような、一種のアプリケーションプロファイルに基づく形でのスケジューラであるが、こちらの詳細は今の所不明である。次がSocrates DE(Photo14)の話である。これは発表そのものは今年6月なのでそれほど目新しいかと言われると微妙なところであるが、IPを利用してのSoC構築を容易(ARMによれば数ヶ月単位の作業時間を数日に減らすとする)するツールの提供を開始している事を紹介した。3つ目は、Cortex-M0の無償提供である(Photo15)。こちらは10月13日に発表された内容である。元々教育機関向けなどに向けてCortex-M0を無償でライセンスするというプログラムを実施してきた同社だが、これを商用のプロトタイピングなどにも広げた形だ。勿論無償なのはプロトタイプ用のIPライセンスだけであり、量産向けはまた別になるが、これに関しても4万ドルぽっきりという、従来から考えるとかなりお安い値段となっているFast Track Licenseを提供する事もあわせて発表した。ちなみに開発キットとしては、ARM Versatile Express FPGA FPGA development boardが995 USDで提供されるので、ここに無償供与されるCortex-M0コアを突っ込んで、評価用のプロトタイプ作成ができる仕組みだ。最後が開発者コミュニティの話。この5年間で、参入するセグメントは4倍に、半導体ベンダーは5倍に、開発者は10倍になった事がしめされた(Photo16)。●すでにリリースされていたはずのmbed OS 3.0、現在の開発状況は?最後の基調講演は、Neil Jackson氏(Photo17)のIoT Keynoteとなる。こちらもARM TechConにおけるMike Muller氏の基調講演の後半をなぞりつつ、そこにmbed Sponsored Sessionとして公開された"Accelerating IoT with ARM mbed"という講演の中身を混ぜたような内容になっていたの、その部分を中心にご紹介する。まずPhoto18とPhoto19。Mike Muller氏の基調講演のスライドがPhoto18だったのだが、実際に後で公開されたPDFはPhoto19に差し替わっていた。要するにScaleを入れるか入れないかの話である。これは簡単な話で、まず最初は性能/価格比だけが問題になってきたが、Mobileになるとそこに消費電力(というかバッテリー寿命)がファクターで加わった。スマートフォンになると、これが電力代とかではなく、もう本当に細かな消費するエネルギー量という形で換算されるようになった。IoTになると、これに加えて信頼性も価値の算出に勘案する必要がある、という話だ。ではPhoto19は?というと、価値はPhoto18の計算でいいのかもしれないが、そこにスケーラビリティも加味することで競争に勝てるようになるという話で、むしろこれを入れたことで話の方向性が逸れてしまった気はするのだが、とりあえずmbed OSを普及させたい同社としてはスケーラビリティをどうしても追加したかったのだろう。さてそれはともかく、Jackson氏のスライドは、幾つかの事例紹介を含んだものになった。まずはGEのLightGridの話(Photo20)。これは街路灯の上にコントロールボックスを載せ、これ経由で実際の街の明るさに応じて輝度を調節したりあるいはデータを集めたりという機能を持つ。これを利用して効率的に稼動させることで、例えばやや高めだった固定契約の電気料金を変動式に変えるなども可能になり、トータルで25.4万ドルの節約になったという。現時点では20あまりの北米/南米の都市でこれが利用され始めており、2025年には90あまりの都市にこれが採用されてゆくとする。2つ目は現在韓国のSK Telecomが2014年9月に始めたFish FarmingやSmart Farmingの話である。例えば養殖なら水温や水質etc、農場なら気温や土のPH、etc...といった様々なセンサーデータを取り込み、3G/LTE Network経由でこれを管理・分析して緻密な制御を行う事で、より効率の良い生産を目指そうというものである。マーケット規模は右にあるように2020年までに50億ドルを想定しており、収穫量を70%増やす事で、2050年に到達すると言われる地球人口100億人に対応できるようにする、というものだ。ここにmbedがどう利用可能か、というのが下の赤枠に示されている。3つ目がZebraのZaterの話である。Zaterの話は以前Renesas DevCon 2015の基調講演レポートの中でもちょっと触れたが、ヘルスケア/小売/製造/輸送などに向いたソリューションを提供するクラウドサービスである。既に多くの小売店がZaterを採用し始めているが、このZaterのEnd Deviceは既にmbed OS上で動作しており、mbed OSベースでのソリューション構築が可能になっている。4つ目は建築現場の話。引き合いにだされているのは創業166年のLaing O’Rourkeである。さまざまな建設や土木などを手がけている(有名どころでは2012年のロンドンオリンピックの競技場が同社施工である)会社だが、この建築現場におけるモニタリングに採用されているという話である(Photo23)。こうしたさまざまな用途にmbed OSが利用できるという話であるが、ではそのmbed OSはどうなっているのか?というのが次の話。昨年のアナウンスではすでにmbed OS 3.0がリリースされている筈であったが、現状はそこまでいっておらず、現在はTechnical Previewが提供されているだけである。これは何故か?という話を基調講演後のラウンドテーブルで確認したところ、「βを出したところ、パートナーから多くのフィードバックを得たが、これを反映させるために追加の作業が必要になっており、10月の時点ではまだ3.0をリリースまで持ってゆくことは出来なかった」という話であった。さてOSの方はそんな訳でまだ完成版ではないのだが、開発環境も同様で、今はYotta+GCC5+ARMCC5という構成であるが、まもなくKeil MDKのサポートやCloud IDEの提供が開始される予定だ(Photo24)。ではOSの中身は?ということでこちら(Photo25)がその内部構造だ。昨年の内部構造と大きな違いは、まず一番下にμVisorと呼ばれるセキュリティ管理用のハイパバイザーを搭載、更にS/Wベースの暗号化ライブラリを用意した。またmbed OS Driversに正式にThreadが含まれている。更に通信ライブラリとしてTLSが標準で利用されるようになり、またmbed Clientが追加されているというあたりになる。このセキュリティ周りの大幅な強化は、同社が今年2月に買収したOffsparkの技術が利用されている、という話であった。ちなみに図中で破線となっているのは現在のTechnical Previewでは提供されていないコンポーネントの様だ。○おまけと言う事でARM Tech Symposia 2015 TokyoのARMによる基調講演の内容をお届けしたが、ついでに展示会場に本邦初公開のものが2点あったので併せてご紹介したい。まず1つ目はXilinxのZynq UltraScale+ MPSoCの動作サンプルである(Photo26,27)。会場では6つのCPUがちゃんと動いている様(Photo28)や、それとは別に全画面でMali-400で3D描画を行うなどのデモが行われ、とりあえず全機能が動いている事がアピールされた。Xilinxは9月30日に、[Zynq UltraScale+ MPSoCのサンプル出荷を3ヶ月早めるというアナウンス]を行った(が、ちゃんと動作するデモボードを展示してこれを裏付けた格好だ。もう1つの新発表は、ARMのHSSTPである(Photo29)。HSSTPそのものは2014年に発表になっているから、その意味では新製品とは言えないのだが、HSSTPが動くためにはSoCの側もこれに対応しないといけない。今回はRenesasのR-Car H3がこれに対応したことで、HSSTP経由でのリアルタイムトレースやデバッグなどが可能になったことがアピールされた(Photo30)。ちなみにHSSTPそのものはピンあたり最大12.5Gbps、ピンは1~6対までサポートし、トータルでは最大20Gbpsまでに対応となっているが、今回はPCIe Gen2レーンをそのまま利用した関係で、5Gbpsで接続しているとのこと。とはいえ、Cortex-A57の動作をリアルタイムでトレースするには十分だとか。
2015年12月28日マシュー・マコノヒーとの渡辺謙が共演を果たす『The Sea of Trees』(原題)の邦題が『追憶の森』に決定。この度、本作に出演する豪華キャスト陣が映し出された場面写真が解禁となった。そこを人生の終着点にしようと決めて日本にやって来たアメリカ人アーサーは、原生林が鬱蒼と生い茂る森の中で、出口を求めて彷徨う日本人タクミと出会う。怪我を負い、寒さに震えているタクミをアーサーは放っておくことができず、一緒に出口を探して歩き始める。しかし、まるで森の魔力に囚われてしまったかのように道はどれも行き止まりで、方向感覚を失った2人は厳しい自然との闘いを強いられる。その過酷な状況下、運命共同体となったタクミに心を開いていくアーサー。やがて彼は、樹海への旅を決意させたある出来事を語り始める…。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ミルク』のガス・ヴァン・サントが、富士山の北西に広がる青木ヶ原の樹海を舞台にメガホンを取る本作。すでに、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され、大きな話題を集めた本作の邦題が『追憶の森』に決定し、2016年GWに公開される。出演に、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー主演男優賞を受賞したマシューが、罪悪感と喪失感を抱えて樹海へ足を踏み入れたアーサーを演じ、アーサーと森の中で出会うタクミを、近年映画のみならずNYブロードウェイの舞台にも挑戦し、トニー賞主演男優賞ノミネートにも輝く渡辺さんが演じる。さらに、ドラマの謎解きの要ともいうべきアーサーの妻・ジョーン役を『21グラム』『インポッシブル』でオスカー候補になった演技派女優のナオミ・ワッツが務める。今回解禁された場面写真では、物思いにふけ樹海にたたずむアーサーをはじめ、汚れた姿で森を彷徨う日本人のタクミ、そして、物憂げに目を伏せるアーサーの妻・ジョーンと、本作の中心となる3人の姿が映し出されている。カンヌ国際映画祭上映時にはブーイングが沸き起こるなど、大きな注目を集めた本作。豪華キャストと渡辺さんの共演による“泣けるミステリー”として、日本でも話題を呼びそうだ。『追憶の森』は2016年GW公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日米BOX OFFICE MOJOは12月25日~12月27日の全米週末興業成績を発表した。前週に引き続き、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が週末興収1億5,352万2,000ドルで、首位を独走。公開から1週間での累計興行収入は5億4,457万3,329ドルとなり、史上最速での5億ドル突破するなど、全世界的にも数々の新記録を樹立している。2位は初登場の『Daddy’s Home(原題)』がランクイン。『俺たちニュースキャスター』や『俺たちフィギュアスケーター』など“俺たち”シリーズでおなじみのウィル・フェレルがよき継父を目指して、マーク・ウォルバーグ演じる元父と戦う様子を描いたコメディ。3位はジェニファー・ローレンス主演の『Joy(原題)』が初登場。アイデアグッズの発明で知られる実業家・ジョイ・マンガーノの半生を描く伝記映画で、『世界にひとつのプレイブック』のデヴィッド・O・ラッセルが監督を務める他、ロバート・デ・ニーロやブラッドリー・クーパーが共演している。その他6位にウィル・スミス主演のスポーツ医療ドラマ『Concussion (2015) (原題)』、8位に1990年公開の『ハート・ブルー』のリメイク作品『X-ミッション 』が初登場。7位の『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は、ブラッド・ピット製作・出演、クリスチャン・ベール主演でリーマン・ショックの裏側で大儲けを成し遂げた投資家たちの実話を描いたマイケル・ルイスのノンフィクション小説を映画化した作品で、前週19位から公開3週目にして初のトップ10入りを果たした。
2015年12月28日タクタク(tac:tac)高円寺店で16年1月9日、10日に2日限定の「『サロン』第4回 ~nice price×nice place×私~」を開催する。様々な人々を招き、“新しい発見を見つける場所”を提供しているタクタクの“サロン”。当日はデザイナーやパタンナーも店頭に立ち、店内が作り手と顧客が接触し刺激し合える場となる。今回はゲストに、高円寺にある「BELLE EPOQUE BAR 私」のマスターを招き、いつもより少し明かりを落とした秋野ダンススクール跡地の物件のなかで、カクテル(500円)を嗜みながら新しいセールの楽しみ方を感じることができる。【イベント情報】「『サロン』第4回 ~nice price×nice place×私~」会場:タクタク高円寺店住所:東京都杉並区高円寺北3-1-2会期:16年1月9日、10日時間:18:00~22:00(12:00より通常営業も行っている)入場無料
2015年12月28日フレッシュネスは12月26日、季節商品「ホットクリスピーチキンバーガー」(税別390円)を全国のハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」店舗で期間限定発売した。期間は、2月中旬までを予定している(なくなり次第終了)。同商品は、唐辛子を効かせたホットクリスピーチキンの上に、ピリッと辛い野菜のサルサをトッピングし、グリーンカール、スライスオニオン、マヨネーズと一緒にバンズではさんだハンバーガー。サルサにはトマト、玉ねぎ、ズッキーニ、ピーマン、赤ピーマンなど野菜を多く使用している。スパイスが香るホットクリスピーチキンは、チキンのサクサクした歯ごたえと後引く辛さを同時に楽しめるとのこと。また期間中、ハンバーガーやホットドッグに税別300円(通常税別350円)をプラスするとスープを付けられる「お得な! 冬のスープフェア」も開催する。スープは、ビーツで煮込んだロシアの伝統料理「ボルシチ」、コンソメ味の野菜スープ「ベジタブルスープ」、凝縮した伊勢えびのうまみが楽しめる「ロブスタービスク」、あめ色玉ねぎがたっぷり入った「オニオングラタンスープ」の4種類から選べる。
2015年12月28日フーデックスは2016年1月1日、「東京豚骨ラーメン 池袋 屯ちん」のラーメンをリニューアルする。同店は、1992年に池袋で創業したラーメン店。提供するラーメンは「鮮度」を追求しているため、麺・スープ・具材はすべて手作りしている。今回のリニューアルでは、味付けや調理行程、具材のすべてを見直した。麺は生卵を練りこんだ自家製のちぢれ麺を使用。スープには「朝挽き豚ガラ」や鶏足を用いて、コクがあるのに飽きのこない味わいだという。自家製チャーシューは、丸めずそのままタレに漬け込んでいる「三段豚バラ」を採用。「和出汁半熟煮玉子」は、新潟県の契約農場から仕入れた採れたての鶏卵を和風出汁と厳選醤油で味付けした。メンマは、希少な厚切りメンマを、和風出汁と唐辛子で水分がなくなるまで煮切った後、盛りつける直前にごま油で炒めている。従来のメンマよりも、10倍以上の大きさになったとのこと。
2015年12月28日江崎グリコは2016年1月5日、「ポッキー」「カプリコスティック」「アーモンドプレミオ」と「ROYCE’(ロイズ)」のコラボレーション商品を期間限定で発売する。価格はいずれもオープンで、希望小売価格は各380円(税別)。ROYCE’は、ロイズコンフェクトが有するチョコレートを販売するブランド。今回のコラボレーションでは、バレンタイン限定としてROYCE’オリジナルのレシピで仕上げたチョコレート商品を展開する。「ポッキー<ROYCE’コラボ>」は、ココアを練りこんで焼き上げたプレッツェルにロイズのレシピで仕上げたチョコレートを合わせた一品。「カプリコスティック<ROYCE’コラボ>」は中のエアインチョコレートに、「アーモンドプレミオ<ROYCE’コラボ>」はアーモンドを包むチョコレートにロイズのレシピで仕上げたチョコレートを使用している。
2015年12月28日LINEは12月28日、コミュニケーションアプリ「LINE」で展開するニュースサービス「LINE NEWS」のスマートフォンアプリ版で、“5秒動画”で視覚的にニュースがわかる「動画ダイジェスト」の提供を開始した。「動画ダイジェスト」は、既存のニュース動画をまとめたものではなく、テレビ局や通信社などの提携先から提供されたニュース動画を「LINE NEWS」編集部が選択し、さらに抜粋した形で1日あたり30~40本(3~4回にわけて更新、以降拡大予定)配信する。待ち時間が無く、その場ですぐに再生が開始され、ユーザーはテレビのザッピングを楽しむ感覚で、隙間時間に動画ニュースを視聴することができるという。また、詳細を知りたい場合は、動画部分をタップすることで記事全文および本編動画を閲覧することができる。同社は、ニュース摂取のあり方を考えて動画に着目、「"テキストと画像を読むニュース"から"動画でわかるニュース"へ」というコンセプトのもと「動画ダイジェスト」機能の提供を開始したという。同社では今後、段階的に動画配信本数の拡大およびスポーツ・レシピ・コスメなどへのジャンル拡大をしていく予定だという。
2015年12月28日特撮ドラマ『仮面ライダー』の45周年を記念した特設サイト「仮面ライダーゴースト ~伝説!ライダーの魂!~」がオープンし、スペシャルムービーの先行カットが現在公開されている。公開されている映像では、毎週日曜朝8時より全国テレビ朝日系にて放送中の特撮ドラマ『仮面ライダーゴースト』に登場する仮面ライダーゴーストとスペクターが、歴代仮面ライダーの魂を受け継ぎ、「仮面ライダーゴースト ドライブ魂」「仮面ライダースペクター ダブル魂」「仮面ライダーゴースト 鎧武魂」に"レジェンドライダーゴーストチェンジ"する姿が映しだされている。スペシャルムービー「仮面ライダーゴースト ~伝説!ライダーの魂!~」は、2016年1月8日に予告が解禁され、1月15日に第1章「ドライブ編」を皮切りに、3月25日第6章「ウィザード編」まで、全6章を隔週で公開する。なお、同サイトでは『仮面ライダーゴースト』のキーアイテム「ゴーストアイコン」に、『仮面ライダークウガ』(2000年~2001年放送)から『仮面ライダードライブ』(2014年~2015年放送)まで、歴代仮面ライダーたちの魂が宿った「レジェンドライダーゴーストアイコン」とキャラクターのプロフィールが掲載されている。「レジェンドライダーゴーストアイコン」はネットムービーと同様に、変身ベルト「DXゴーストドライバー」(別売り)にセットしトリガーを操作すると音と光がベルト本体から発動し、それぞれの仮面ライダーの個性を表現したユニークな音声とともに、なりきり遊びが楽しめる。「レジェンドライダーゴーストアイコン」シリーズは、2016年1月から玩具菓子やガシャポンで順次発売されるという。(C)2015 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映(C)石森プロ・東映
2015年12月28日ジョニー・デップにジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチら豪華実力派スター俳優たちが集結し、ギャング+FBI+政治家が密約を結んだアメリカ史上最悪に“ブラック”な汚職事件を描く『ブラック・スキャンダル』。このほど、絶対的な“悪”に魅せられ、逃れられない“悪”に飲み込まれていく、アウトレイジ(極悪非道)な登場人物たちの姿が明らかになる本予告が解禁となった。アメリカ・ボストンで育った3人の男たち――、ギャングのボス、FBI捜査官、有力政治家として成長した彼らの固い絆が、しだいに増殖し、やがて大きな闇としてアメリカ史上最悪の事件へと発展していく本作。ジョニーが、2011年に逮捕されるまで16年間も、FBIに最重要指名手配犯として追われた実在のギャングのボス、バルジャーを、“ハゲ”もいとわずに熱演した本作は、ベネチア、トロントなどの国際映画祭で華々しく上映され、絶賛を受けた。また、エドガートンが幼なじみのFBI捜査官、カンバーバッチがバルジャーの実弟の政治家ビリーを演じるほか、バルジャーの恋人役にダコタ・ジョンソン、コノリーの上司役にケビン・ベーコン、ギャングの用心棒に『バトルシップ』「ブレイキング・バッド」のジェシー・プレモンス、ヒットマン役に『ラヴレース』のピーター・サースガード、そして汚職を追及する連邦検事に扮した『アントマン』のコリー・ストールら、豪華実力派俳優による競演も見どころとなっている。届いた本予告映像では、バルジャーに「3人の利害が一致する。手を組もう」と秘密の協定持ちかけるFBIのコノリー。「FBIに敵(マフィア)の情報を流せば、俺たちの天下だ」と豪語するバルジャーのセリフに重なって、抗争を続けるイタリアン・マフィアの逮捕劇や、裏切り者に容赦なく蹴りを入れるシーン、ギャングたちが手に入れた大量の100ドル札などの映像が重なっていく。「成功を祝って」とグラスを差し出すコノリーに、「登り詰めるぞ」と応じるバルジャー、そして謎めいた微笑みを見せる地元の政治家・ビリーの姿が重なっていく。また、恋人リンジーの半狂乱での涙の姿も見え、想像を絶する終幕を予感させる圧巻の映像となっている。ジョニーをはじめとする悪(ワル)な彼らを、まずはこの映像からご覧あれ。『ブラック・スキャンダル』は2016年1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年12月28日SBIホールディングスはこのたび、韓国の総合モバイルサービス企業であるYello Mobile(イエロモバイル)および同社代表取締役が過半数の株式を有する韓国のデジタル金融サービス企業のYello Financial Group(イエロフィナンシャルグループ)と業務提携に関する覚書を締結した。また、イエロモバイルはSBIグループから出資を受けることについても合意している。今回の覚書締結により、SBIグループはイエロモバイルと傘下企業ならびにイエロフィナンシャルグループの日本および東南アジアでの事業展開を支援。イエロモバイルグループはデジタルマーケティングノウハウをSBIグループに提供し、イエロモバイルグループ保有の2,500万人とSBIグループ保有の1,895万件の顧客基盤を互いに活用し、デジタルマーケティングを強化する。また、SBIグループのSBI貯蓄銀行をはじめとした韓国での金融事業における協業も実施していく予定。なお、SBIグループからイエロモバイルへの出資の詳細については今後、両社間で協議を進めていく。イエロモバイルは、ダウンロード数が約1,200万のモバイルコンテンツ・プラットフォームであるスマホアプリ「Pikicast」などショッピングやメディア/コンテンツをはじめ5つの分野を中核として、モバイルプラットフォームやサービスを提供。イエロフィナンシャルグループは投資情報の提供や金融商品比較サービスなどの金融サービスを提供している。イエロモバイルグループはこれらのサービスをアジア全土において展開するため、日本や東南アジアなどで事業展開を推進している。加えて、同グループはモバイルおよび金融分野に関わるノウハウを持つだけでなく、保有する顧客データを活用したデジタルマーケティング分野に強みを有している。一方、SBIグループは日本で培ってきた顧客基盤や事業ノウハウに加え、アジアを中心とした海外にも拠点やネットワークを有していることから、提携によりシナジー効果が得られるものと勘案し、業務提携およびその中核企業であるイエロモバイルへの出資に関する覚書を締結した。今回の覚書で合意された協業の範囲として、SBIグループはイエロモバイルグループの日本における事業展開に際し、出資および人的派遣などの支援を行うほか、同社グループの東南アジアにおける事業展開に際しては、SBIグループの海外拠点及びネットワークを活用した支援を実施。イエロモバイルグループは、同社グループのデジタルマーケティングノウハウをSBIグループの金融顧客を基盤としたマーケティング活用にむけて提供するとともに、SBIグループの韓国における金融事業の展開においてはFinTech分野における共同事業開発および取り組みを通じた協業を進めていく方針だ。
2015年12月28日綾瀬はるかと「V6」井ノ原快彦が司会を務める2015年の「第66回NHK紅白歌合戦」。有村架純、堺雅人、長澤まさみら豪華ゲスト審査員や「アニメ紅白」開催で注目を集めるが、さらに番組を盛り上げる企画コーナーが決定。波瑠が主演を務める連続テレビ小説「あさが来た」の紅白特別編が放送されることが分かった。朝ドラ初の江戸時代・幕末を舞台にした連続テレビ小説「あさが来た」。激動の時代の大阪で、日本最初の女子大学設立に尽力した実在の人物・広岡浅子をモデルに、「お金儲け」のためではなく「いまより少しでもみんなが幸せな世の中の実現」のために生き抜いたヒロインの物語を描く。主演であるヒロイン・あさ役の波留さんをはじめ、玉木宏、宮崎あおいほか豪華出演キャストが出演。主題歌にはAKB48の「365日の紙飛行機」が起用された。今回放送される紅白特別編は、題して「加野屋の大みそか」!大みそかの加野屋におなじみの面々が集結し、2015年にそれぞれが最もお世話になった人へ、キッチリ年の瀬の挨拶をしようという物語だ。新次郎はや榮三郎は一体誰にご挨拶をするのか?一方あさは、新次郎らと共にある人へ1年の感謝を申し上げねばとドラマ終盤で加野屋を飛び出し、東京へ向かう。そして、あさや新次郎たち加野屋一行は生放送の紅白のステージへ!彼らはNHKホールへ誰に挨拶をしに来るのか?今回の特別編に出演する俳優陣は主要キャストが勢ぞろい、制作陣も「あさが来た」制作チームが務める。主演の波瑠さんは「あさが来た、加野屋の家族のみんなでご挨拶ができて嬉しいかぎりです!年越し前の特別な夜を、どうぞお楽しみに!」と喜びを表現。また、役名うめを演じている友近は「今年お世話になった方々にそれぞれがご挨拶させてもらっています。この感謝の気持ち届くとよろしいのだすけど…」とこちらもドラマファンの期待を煽るコメントを寄せた。「第66回NHK紅白歌合戦」は12月31日(木)19時15分よりNHKにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日クリプトン・フューチャー・メディアは、ツインボーカルを再現する歌声合成ソフトウェア「鏡音リン・レン V4X」を発売した。価格は1万7,280円。同製品では、前バージョンのイメージをそのままに、はっきりした滑舌と力強さ、声の明瞭度を向上。声のかわいらしさも丁寧にチューニングしたバーチャルシンガーとなっている。柔らかい声や、息が多い声など多彩な表現を生む6つの音声ライブラリーを搭載しており、さらに声の多様性も拡張された。また、細やかな声(母音)の表情付けや、発音の切り替え、吐息の抜き方の設定が可能な「E.V.E.C.」(イーベック)機能、クロスシンセシス機能、うなるような強烈な歌いまわしを表現するグロウル機能なども装備する。歌声ライブラリのほか、VOCALOID4に対応したボーカルエディター「Piapro Studio」、500種類以上の楽器を収録した音楽制作ソフト「Studio One」も付属する。なお、「鏡音リン・レン V4X」と追加英語音声ライブラリーを同梱した「鏡音リン・レン V4X バンドル」(税抜21,600円)も同時発売予定。同社WEBサイトにてデモソングの試聴が行える。対応OSは、Windows 7(32/64bit)/Windows 8(32/64bit)/Windows 10(32/64bit)、OS X 10.8/10.9/10.10/10.11。
2015年12月28日世界から注目を浴びる新鋭・真利子哲也監督が描く衝撃作『ディストラクション・ベイビーズ』。柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎など若き才能を持つ俳優陣が出演する本作から、この度、主演を務める柳楽さんが狂気の眼差し向けるティザービジュアルが公開された。舞台は愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所にふたりきりで暮らす芦原泰良と弟の将太。喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す。松山の路地裏、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、打ちのめされても食い下がる泰良。彼に興味をもった北原裕也が、「おもしろいことしようや」と声をかける。通行人をターゲットに無差別に暴行を加え、車を強奪したふたりは、乗り合わせていた少女・那奈と松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を探しに市内へとやってきていた――。本作の監督には、「ももいろクローバー」が出演する『NINFUNI』を手掛け、日本のみならず海外からも注目を集める新鋭・真利子監督。脚本は、真利子監督と共に、俳優、声優、脚本家と幅広いジャンルで活躍し、『桐島、部活やめるってよ』では、日本アカデミー賞優秀賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる名手・喜安浩平が担当している。そして主人公・泰良を演じるのは、連続テレビ小説「まれ」などに出演する柳楽さん、喧嘩を繰り返す泰良に興味を持ち近づく北原裕也役に『ピース オブ ケイク』『ピンクとグレー』など話題作に続出する菅田さん、そんな彼らの遊びに巻き込まれる少女・那奈役に『近キョリ恋愛』や『黒崎くんの言いなりになんてならない』の公開も控え注目を集める小松さん、姿を消した兄を探す弟・将太役には今年の秋に放送された「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」でメインキャストとして出演した村上さんが好演。また、那奈が働く店の店長・三浦役に池松壮亮、泰良と将太を造船所に住まわせ、面倒を見る近藤役にでんでんらが集結した。今回解禁されたビジュアルは、狂気に満ち溢れた鋭い眼光でこちらを見る主人公・泰良を一面に描いた一枚。壮絶な激闘の後なのか、片目が腫れ上がり開けないほどボコボコの顔だが、開かれたもう一方の獣の如き眼差しは、視線を外せなくなるほどの迫力だ。先日解禁された、泰良の場面写真も話題となったが、その凄みに暴力の匂いが加わり、圧倒的なインパクトを含んだビジュアルとなっている。また、裏面に主要キャストの場面写真が集結。それぞれの目線の先に見るものとは…。映画の内容により期待膨らませるそんな仕様となっている。日本映画界を担い、革命をもたらす若き才能が集結した本作。彼らだからなせるその若者の狂気と欲望を描いたこの映画、昨今の日本映画の枠には収まりきらないパワーを持っているに違いない。『ディストラクション・ベイビーズ』は2016年5月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年12月28日ユニットコムは28日、「iiyama PC」ブランドの「STYLE∞」から、エントリークラスとなる11.6型コンパクトノートPC「Stl-11HP010-C-CE」を発売した。BTOに対応し、標準構成価格は46,419円(税込)。主な仕様は、Braswell世代のIntel Celeron N3150(1.6GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィクスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)。光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 10 Home 64bit版。11.6型の液晶ディスプレイは光沢(グレア)タイプで、タッチには非対応、解像度は1,366×768ドット。バッテリ駆動時間は約3時間36分となっている(JEITA 2.0)。通信機能は100BSE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0 LEだ。インタフェース類は、100万画素Webカメラ、SD/SDHC/SDXCおよびメモリースティック対応のリーダー/ライター、ヘッドホン/スピーカー出力、マイク入力、USB 3.0、USB 2.0×2、D-Subなど。本体サイズは約W292×D211×H23mm、重量は約1.18kg。
2015年12月28日トリドールは28日~2016年1月17日までの期間、「年明け大海老うどん」を、同社が展開する讃岐うどん専門店「丸亀製麺」で販売している。○年大好評につき、今年は年末から販売同商品は、純白で長いうどんに紅い具材を添えたうどんを年明けに食べることで1年の幸せと長寿を願う習慣「年明けうどん」を「年明け大海老うどん」として販売するもの。店内仕込みの新鮮な喉越しツルツル麺と、毎日昆布と削り節から手づくりする、新鮮で香り高い出汁の組み合わせで人気の「かけうどん」に、いつもより大きな海老の天ぷらと紅い梅干や寿かまぼこ・とろろ昆布(よろこぶ)と言った縁起の良い具材を加え、味も縁起も良い一品に仕上げている。価格(税込)は、並590円、大690円。販売期間は、12月28日~2016年1月17日で、年末年始の営業日は、店舗により異なる。販売状況により販売終了時期が異なる場合がある。また、一部店舗では販売していない場合がある。
2015年12月28日サークルKサンクスは2016年1月5日、「チビ太のおでん」を全国のサークルKとサンクスで販売する。○多くのユーザーからの要望に応え、人気の名物おでんが再登場同商品は、人気漫画『おそ松くん』のキャラクター「チビ太」とコラボレーションした商品。1993年~2014年春先まで同社おでんの代名詞のような商品で、販売終了後も多くの要望が寄せられ、今回再登場するという。1993年、同社がTVCMで「おそ松くん」をキャラクターにしていた縁で、サークルKで販売を開始。当時のおでんは1個1個の具材が大きい傾向にあり、「串に刺した食べやすいサイズの商品は作れないか?」という視点で開発した。"チビ太のおでん みんなのおでん おいしいおでんは サークルKサンクス! "の歌詞で、店内BGMとしても長年親しまれていたという。昔懐かしいシルエットだけでなく、こんにゃく、うずら玉子巻、焼ちくわの3種類の味が1串で楽しめる、小ぶりで食べやすい商品に仕上げた。また、店内BGMも復活させるとのこと。北海道のみ、うずら玉子巻ではなくウインナー巻を使用。こんにゃくは国産こんにゃく粉を、うずら玉子巻のうずらは国産食材を使用している。串抜けしにくいよう、二股の串を採用した。価格は125円(税込)。
2015年12月28日ドスパラは25日、車載用のタブレットホルダー(DN-13278)を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は1,999円(税込)。車のダッシュボードとの設置面に強力ジェル吸盤を用い、安定性を高めた。ただし、粗いシボ加工などのダッシュボードには、取り付けできない場合もある。吸盤の粘着力が弱くなったときは、水洗いすることで粘着力が回復する。吸盤で固定できない場所用に、設置用プレートが付属。対応するタブレットの画面サイズは4.7型~10.1型で、幅は約19cmまで。iPhone 6やiPhone 6sも取り付けられる。ホルダーをスライドさせてタブレットを固定し、左右360度回転とチルト機能を持つ。ホルダーのサイズはW250×D46×11mm、重量は121g、吸盤の直径は80mm。
2015年12月28日ソフマップは2016年1月1日、店頭にて「ソフマップ 2016年福袋」を販売開始する。販売開始時間は店舗によって異なる。なお、一部店舗では福袋を取り扱わない(以下の価格はすべて税別)。ソフマップ 2016年福袋の告知ページでは、一部のラインナップを紹介。「Windowsタブレット袋」はCore i5搭載マシンが入った69,800円のもの、Core i3搭載マシンが入った49,800円のものを用意している。そのほか、BIC SIMもセットにした5型の「格安スマホ袋」が9,980円、1,800万画素でWi-Fi対応の「ミラーレス一眼ズームレンズキット袋」が34,800円、32GBの内蔵メモリを持つ「ハイレゾ対応デジタルオーディオ袋」が24,800円、ドライヤーと振動ブラシがセットになった「ヘアケアセット袋」が2,980円となっている。店頭ではこのほかにも福袋を取り揃えるが、福袋の内容によって取り扱い店舗は異なる。また、地域限定の球団応援プレミアムセットも用意。PS Vita福袋と観戦チケット・オリジナルグッズがセットになったものだ。なんば店 ザウルス1では「オリックス・バファローズ プレミアムセット」を、仙台駅前店では「ベガルタ仙台 プレミアムセット」を販売する。なお、一部店舗では1月1日を休館日とし、翌日の2日から福袋を販売する。福袋は数量限定のため、売り切れ次第終了となる。
2015年12月28日freeeは12月28日、SBIホールディングスの子会社であるSBIインベストメントが運用・管理を行う「FinTechファンド」を中心とする複数のファンドを引受先とし、10億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。8月に実施した増資を含めると、2015年の累計調達額は45億円となる。今回の資金調達で、事業領域を広め推進していくべく、人材の拡充を行うという。freeeは、2013年3月より中小企業・個人事業主のための「クラウド会計ソフトfreee」、2014年5月より「クラウド給与計算ソフトfreee」、2015年6月より「会社設立freee」などのサービスを運営している企業。freeeは戦略的にパートナーシップを拡充し連携することで事業領域を広めていく。2015年12月には「クラウド会計ソフトfreee」を導入している会計事務所の数が2000事務所を突破、また三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行などをはじめとする11の金融機関との連携も開始した。引き続き、このようなパートナーシップ拡充を含めた革新的なサービス開発とプロダクト開発を進めるべく、さらに人材採用を進めていく。
2015年12月28日ヒルトン東京のダイニングフロア「TSUNOHAZU」では、「王朝」の大人気コラーゲンスープ付ランチシリーズの最新バージョンとして超うるおいコラーゲンスープ付ランチ「美潤ランチコース」(一人4,500円)の提供を、2016年1月6日(水)から平日のランチ限定でスタート。3月23日(水)まで展開する。ダイニングフロア「TSUNOHAZU」内の中国料理「王朝」のシグネチャーメニューでもあるコラーゲンスープは、鶏や金華ハム、干し貝柱や香味野菜をじっくり5日間蒸しあげてエキスを抽出したスープで、濃厚な天然のコラーゲンがたっぷり入った、最後の1滴まで飲み干したくなる女性に嬉しいメニュー。通常のアラカルトメニューでは、干し鮑やなまこが入り、1カップ7,800円で提供されている高級メニューを、今回ランチ用に特別にアレンジ。お得にいただける内容になっている。「美潤ランチコース」は、極上コラーゲンスープのほか、前菜、魚・肉料理、土鍋仕立てのあんかけ炒飯、デザートがセットになっており、メインディッシュの「豚のスペアリブ BBQソース」などもコラーゲンたっぷりだったり、デザートはスーパーフードとして話題のバジルシード入りのクランベリーゼリーを用意するなど、コース全体でヘルシーな食材をたっぷりいただくことができる。新春を祝いながら、家族での集まりや女性同士のランチ会などにもおすすめ。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日シャープと芙蓉総合リースは12月28日、両社が出資する合同会社クリスタル・クリア・ソーラーが同日より福島県の「南相馬小高太陽光発電所」と栃木県の「シャープ塩谷第二太陽光発電所」の商業運転を開始したと発表した。「南相馬小高太陽光発電所」は敷地面積約5万3000m2、設置容量は約2.7MW-dcで年間予測発電量は約291万kWhとなる。この発電量は、一般家庭約808世帯分の年間消費電力量に相当する(1世帯当り3600kWhで算出。以下同)。「シャープ塩谷第二太陽光発電所」は敷地面積約6万4047m2(シャープ塩谷太陽光発電所との合計面積)、設置容量約約1.6MW-dc。年間予測発電量は約171万kWhで、一般家庭の年間消費電力量に置き換えると約475世帯分に相当する。
2015年12月28日●BtoCがビジネスにならない理由フォトシンス、ライナフ、Qrioと2015年に国内3社から発売されたスマートロック。個人利用をはじめとして、ホテル、不動産賃貸を始めとする様々な分野に浸透していく可能性があるが、課題は少なくない。スマートロックは日本で普及するのだろうか。○BtoCではなくBtoBでビジネスを進める理由とは現在、スマートロックは不動産賃貸やホテルのフロント業務、貸宿・空きスペース、店舗の防犯・勤怠管理などでの利用が想定されている。しかし、日本のスマートロックはどれも特別な工事をしなくとも設置できる後付け式で、個人利用でも導入しやすいはず。BtoBだけでなく、BtoCとしてもビジネスが成立しそうに見える。だが、スマートロックを販売する3社はBtoCに主眼を置いていない。その理由のひとつとして、購入層の問題が挙げられる。フォトシンスの河瀬航大社長は「『Akerun』単体ではイノベーターしか興味を示してもらえないことが痛いほどよくわかりました」と話す。2015年末現在、自分で買って家に取り付けようとするのは、新しいモノに敏感な一部の人たちに限られている。一般消費者におけるスマートロックの知名度はまだ高いと言い難いのが現状だ。合鍵の発行や入退室管理は個人ユーザーにとっても、便利な機能だが、新たにコストをかける必要があるのか、と考えると悩むところ。まだ製品の存在を把握していない消費者より、スマートロックの機能を必要としている業界を狙うのはビジネスとして現実的な話だ。BtoBに主眼を置く理由には、もうひとつ大きな問題がある。それは、IoT製品はインターネットにつながり続け、サーバーの維持費用が継続して発生するためだ。IoT製品は製品を売ったら終わりではなく、継続して費用を取ることを考えないといけない。ライナフの滝沢潔代表は「利用者2000人につきサポート担当者を1人つけるとして、そこにサーバーの維持費用も加わります。サービスが大きくなったら月額何百万というスケール感です」と説明する。購買層とサーバーの維持費用の問題。一般消費者に月額課金モデルを課すのは現実的ではない。折り合いをつけながら、利益の拡大を狙おうとすると、BtoCではなく、BtoBに注力するのは、自然のことといえるだろう。では、スマートロックを取扱う3社は、どの市場を狙うのか。"普及"という観点から見たときに、市場が大きいホテル・旅館、不動産賃貸分野へのてこ入れが欠かせそうにないが、現状はどうなのか。まずは、ホテル・旅館分野での状況について見ていきたい。●最も有望な市場とは?○はたしてホテル・旅館はスマートロックにとって有望な業界か?スマートロックとの親和性が高く見えるのがホテル・旅館である。スマートロックを使えば、鍵の受け渡しが容易にでき、宿泊受付を行うフロントの人員削減へつながるだろう。しかし、ここには意外な障壁がある。Qrioの西條晋一代表は「ホテルだとカードキーがすでに広く導入されています。フロントを通ってチェックインしないといけない以上、カードキーでもスマートロックでも利便性は変わりません。大きいホテルは自社システムがあるのであえて後付けで鍵をつける必要がないのです」とカードキーの存在を指摘する。技術的な方法で解消できる問題ならまだしも、既存製品ですでに整ったシステムを崩して参入するのは難しい。フォトシンスはビジネスホテルのドーミーインと実証実験を行なっているが、他の2社はホテル・旅館への参入に対して消極的だ。○最も有望なのは不動産賃貸?もう一方の不動産賃貸はどうだろう。実は3社とも狙っているのが、ここである。ライナフは元々不動産管理を行なっており、運用の一環として「NinjaLock」を開発。Qrioも西條代表が不動産の運用からスマートロックの開発を決めたいきさつがあった。フォトシンスは不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクストと共同で実証実験を実施するなど、各社がそれぞれ不動産賃貸にポジティブな動きを見せている。自分でスマートロックを設置するのはためらう消費者も、居住予定の物件に最初から備わっていたら使ってみようと考えるだろう。もしかしたら、不動産を通じて、スマートロックの認知や普及につながっていくかもしれない。ただし、不動産賃貸においても、スマートロックを活用する上での障壁がある。フォトシンスの河瀬代表は不動産賃貸において思わぬ壁にぶつかったという。「『Akerun』を設置する管理会社は製品をよく理解しているのですが、問題は管理会社と買主の間に立つ仲介会社です。内見の予約にFAXを使って鍵を手配するのが当たり前の仲介会社で、年配の方も多い」と話す。このため「スマホを持っていないのですが」という問い合わせを受けることもあったという。スマートフォンは急速に普及しているとされるが、様々なユーザーに対応しないといけないビジネスにおいては当面は携帯電話やパソコン利用への対応が必須だ。この問題を解消するために、フォトシンスでは、携帯電話やパソコンなどスマートフォン以外の全端末を対応するIoTゲートウェイ「Akerun Remote」を8月に開発。SIMを差し込むことで「Akerun Remote」がネットに接続し、携帯電話やパソコンからでも「Akerun Remote」を中継して「Akerun」の操作を可能とした。また、ライナフでもソラコムのSIMを搭載したタブレットを用意しWebから開閉できるようにしているという。●ビジネスモデルとスマートロックの発展○不動産分野における各社のビジネスモデルこうした課題はありながらも、スマートロック3社はビジネスモデルを確立しつつある。ライナフの滝沢代表は「元々、不動産活用を考えていたので不動産用のサービスを提供し、それと連動するのがスマートロック、というトータルサービスで考えています」と不動産サービスとのパッケージ化というビジネスモデルを明かした。ライナフ同様、不動産サービスと連携したビジネスモデルを考えているのがQrioだ。西條代表は「不動産の法人向けのソフトウェアを作っていて、月額料金もいただけるのでビジネスとしては成り立ちやすいと思っています」と話した。一方、フォトシンスでは製品に月額料金を課す方法を取っている。「Akerun」そのものに利用料金はかからないものの、発売している「Akerun Remote」を使うにはSIMの利用料金の他に、サーバー利用料、システム利用料、サポート費用込みの月額料金が必要だ。また、マンションのオートロック用製品「Akerun Entrance」においても、初期費用に加え月額料金が加わる。他サービスとのパッケージング、製品への月額課金。方法は違えども、各社ともビジネスモデルは定まりつつある。"普及"といった観点から見ても、3社が狙う不動産賃貸から広がっていくことになりそうだ。○スマートロックの未来像とは?最後に、スマートロックの未来について、少し触れておきたい。将来像を探ると、ビジネスの広がりも見えてくる。フォトシンスの河瀬代表は、スマートハウスのハブとしての役割を担うと説明する。同氏は「帰ってきたタイミングで暖かいお湯やエアコンで迎え入れてくれる、家を出たタイミングですべての電気をシャットダウンする。そんなドア一体型のコンシェルジュに発展する可能性があります」と話す。Qrioの西條代表は、カメラ、センサーなどに接続し、ホームセキュリティへの利用が見込めると指摘する。2015年に国産製品が登場し、ビジネスモデルが構築されつつあるスマートロック。2016年は不動産賃貸において、どれだけ活用されるか真価を問われる年になるだろう。そして、機能の発展とともに、スマートロックが一般ユーザーにとってのIoT機器利用の入り口になれるのかも期待されるところである。
2015年12月28日右手に指輪をする夫
兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい