くらし情報『旗竿敷地での意外な解法子ども目線でつくった明るくて広い空間』

旗竿敷地での意外な解法子ども目線でつくった明るくて広い空間

去年は「たらいみたいなものをベランダに出したら“キャッキャキャッキャ”と言いながらみんなで走り回って」(奥さん)と想定通りの展開になったそうだ。

夫妻の希望であった「子どもメインの家」になったが、もちろん大人も満足させる空間となっているようだ。「リビングを子どもが大きくなってもみんなが集まれる空間にしてほしいというのは設計の途中でお伝えしたんですが、今まさにわれわれ大人もここにほとんどいるような感じになっています」(鈴木さん)

奥さんの自慢はトップライトという。「朝起きて2階に上がると、天気のいい日はパーッと光がきれいに通って、夜は夜でお月様がきれいに見えるんです」。「初夏とかは、冷房を付けないでもここ(大開口)とトップライトを開けると風が抜けて」とても気持ちよく過ごせるのだという。

旗竿敷地での意外な解法子ども目線でつくった明るくて広い空間

「土地を最初に見に来た時にわれわれが共通して抱いたのは、竿の部分から渦を巻くようにして上昇していくイメージでした。それを空間としてつくれたと思っています」と話す原田さん。渦の終着点はリビングの家族の座るあたり。


鈴木邸
設計ニジアーキテクツ
所在地東京都目黒区
構造木造+一部RC造
規模地上2階地下1階
延床面積64㎡
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