鉄骨造の長所を引き出すリノベアイアンとウッドの経年変化を楽しむ家
動線を考えた家づくり
中野駅至近の便利な場所に建つ鉄骨3階建ての戸建てを購入したYさんご夫妻。
リノベーションはランドスケーププロダクツに依頼した。
「ランドスケーププロダクツが運営するインテリアショップ『プレイマウンテン』が大好きで、よく通っていました。そのランドスケーププロダクツが個人宅のリノベーションを手掛けていると知り、すぐにコンタクトをとりました。
デザイナーの片山貴之さんは、ざっくばらんに会話をする中で、好きなものややりたいことを的確に拾って形にしてくださいます。インテリアを含め、思い描いていたイメージ以上の家になりました」
なかでも、Yさんが大切にしたことのひとつに、“動線”があったそう。
「たとえば、波乗りから帰ってウエットスーツをどこで洗って、サーフボードをどこに置くか。脱いだ洋服はどこに仕舞うか。
家に帰って鍵をどこに置くか。そんなふうに動きを考えながら間取りを決めていく過程がとても楽しかったです」
もともとは外階段で上がった2階に玄関がある家だったが、動線を考え、外階段を外して1階に玄関を作り直したのだそうだ。
「とても暮らしやすい家になりました」
1階はもともと倉庫として使われていたのだそう。