鉄骨造の長所を引き出すリノベアイアンとウッドの経年変化を楽しむ家
玄関のモルタルを奥まで伸ばし、土間のように使えるスペースに。オーク材を貼った壁面に自転車ラックを設置。階段は新設した。
1階に、サーフィンから帰ってきてすぐにウエットスーツやボードを洗えるシャワーブースを作った。
「砂をここでしっかりと落とします」
玄関脇に鍵などを収納できるBOXを作った。「家に帰ってきてここに鍵をしまう。出かけるときはここから持ち出す。動線を考えて、必要なものを考えました」
木+鉄の経年変化を楽しむ
広い空間を作ることができる鉄骨造の建物の良さを生かし、2階に広々としたリビングとキッチンを作った。
「天井の内装材をはがしてみたら、鉄骨が見えたので天井は現しにしてもらいました」
階段も鉄骨造の質感を生かしたデザインにして、インテリアにアイアン+ウッドの統一感をもたせている。「鉄や木など、時間とともに自分たちと一緒に育ち、味わいを楽しめる素材が好きです。キッチンの白ラワン材の面材は、かなり赤っぽく変化してきました」
床は無垢のオーク材を使っている。ヘリンボーンやパーケット、乱尺張りなど、リビングや寝室、廊下で張り方を変えて楽しんでいる。
ソファやローテーブルはランドスケーププロダクツが制作。