くらし情報『鎌倉の景観に溶け込む緑の中に静かに佇む和を再構築した黒い箱』

2019年12月2日 00:00

鎌倉の景観に溶け込む緑の中に静かに佇む和を再構築した黒い箱

3方向の開口から眺められる緑と、黒を主体としたインテリアがコントラストを生んでいる。
「最初は箱のような家にしようというだけで、イメージは決まっていなかったんです。その後、長野の中川村に薪ストーブを見に行って、具体的になっていきました。薪ストーブからデザインしたと言ってもいいですね」。
夫婦ともに外せなかったというイエルカワインの薪ストーブの黒に合わせて、キッチン台に黒皮鉄をあしらい、ダイニング側には大きな黒皮の壁を立てて空間のアクセントに。
「天井も最初は木を現していて山小屋風だったのですが(笑)、黒く塗装しました。黒い家にするつもりは当初なかったのですが」。
書棚のある階段側は、黒いアイアンの柵が仕切りになっている。工業的なマテリアルを使いながら、どこか和の意匠も感じさせるのが落ち着くところ。
「考えたのは日本家屋の再構築です。和の曖昧なものを現代的に解釈して取り入れられたらと」。
細かなところに和の素材を用い、“交換”により繕っていく、そんな日本の昔の暮らしも踏襲されている。

鎌倉の景観に溶け込む緑の中に静かに佇む和を再構築した黒い箱

書棚をバックにしたリビングは、バルコニーや開口からの光で陰影が美しい。夜はスポットライトとウォールランプでほのかに灯す。

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