くらし情報『玄関から寝室までひとつながりの家開放性とともに家族の気配を感じながら暮らす』

2020年1月15日 00:00

玄関から寝室までひとつながりの家開放性とともに家族の気配を感じながら暮らす

ダイニングからリビングまでベンチが続く。手前の天井高1950㎜に対してリビング部分は3100mmと高めに設定。

光を浴びたい

それともうひとつポイントになったのが奥さんの「光を浴びたい、日光がすごく入るようにしたい」というリクエストだった。「以前住んでいたアパートが東向きで、朝は明るいものの午前中のうちに暗くなってしまっていたので、“電気を付けなくても明るい空間”にあこがれていました」

このリクエストに応えるために1階のリビング部分の天井高を3.1mと高く取り、さらに正面(東南)側の開口を大きく取った上で、隣家に接したほかの三方には縦長の開口をつくっている。

「正面以外は囲われていて前面にだけしか開けられないのはもったいない。お隣の中庭のあたりからも光が入れられるので、うまく開口を取ってほかの三方からも光をもらうようにしました」(奥村さん)

玄関から寝室までひとつながりの家開放性とともに家族の気配を感じながら暮らす

プライバシーの問題もあり玄関部分を仕切る話もあったが、開放性とのせめぎ合いで玄関ドアを開けた程度では部屋の奥までは見えないこのようなかたちに。収納家具を目隠しに使っている。
玄関から寝室までひとつながりの家開放性とともに家族の気配を感じながら暮らす

少し間を開けてマツ材が張られた天井。バーチ材のフローリングともに夫妻の希望でナチュラル感のある材が選択された。

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