玄関から寝室までひとつながりの家開放性とともに家族の気配を感じながら暮らす
キッチンは奥さんの希望で作業をしながらお子さんの様子が見られるようにこのかたちに。
IN STUDIOからの提案だった中2階の机の置かれたスペース。現在、パソコンの作業や読書に使っているが将来は娘さんの勉強室にもなるという想定で、夫妻ともに気に入っているという。「家で子どもと2人でいてあそこで作業しているときに娘が下にいても何をしているのかがわかる感じがいいですね」(井岡さん)。
奥さんも「この子が下にいても何か言えば顔を合わせられるし会話もできるので一人にさせている感じがしないですし、子どものほうもママがいないという感じにはならないのがいいですね」と話す。半年ほど住んでみて「“もっとこうすればよかった”ということがないね」ってよく話すという井岡夫妻。コンセントの位置など細かいところまでよく考えこまれた設計のおかげもあるが、希望であった開放性とともにつながりや気配を感じるということがうまく実現されているところからの発言でもあるのだろう。
中2階から1階を見下ろす。
右が将来娘さんが勉強する際に使うことも想定している机の置かれた中2階のスペース。現在はパソコンの作業をするときや読書の際に使用しているという。