くらし情報『陽光が降り注ぐ 中央に設けた吹き抜けが家族の一体感を生み出す』

2020年10月19日 00:00

陽光が降り注ぐ 中央に設けた吹き抜けが家族の一体感を生み出す

開放的な角地を活かす

起伏に富んだ、東京・大田区の閑静な住宅街。近くには富士山を望めるスポットもある高台の一角に、Hさん夫妻と5歳になる娘さんは暮らす。偶然出会ったというこの土地は、幅員約6mの広めの道路に面した角地。開放感があり、交通量も少ない静かな環境が気に入ったという。
「兵庫県出身で、静かで落ち着いた住宅地で育ったため、東京によくある狭小3階建てや家に囲まれている環境が苦手だったんです。ここは最寄りの駅から静かな街並みが続き、家と家の距離もゆったり取られています。道路幅と街の雰囲気で決めました」(ご主人)。

“リビングに家族が自然に集うような家”を求めたHさん夫妻。
角地で開放的な土地の特性を活かしつつ、その要望に見事に応えたのが建築家の山本浩三さん。敷地面積に対する建築面積や床面積の割合から熟慮し、1階にLDKを配置し、その上部に大きな吹き抜けを設けるプランを提案した。
「この敷地は、建ぺい率50%ですが、角地のため10%加算され、合計60%になります。容積率は100%なので、1階に敷地面積の60%を確保すると、2階は残りの40%になる。これ以上の床は無理でも、20%の吹き抜け空間なら作れるのです。

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