2017年10月6日 19:30
【マジ楽し~っ!】彼との接近戦に! ユニークなアート展に潜入してきた
このインスタレーション作品を手がけたのは、中国出身で今はドイツで暮らすアイ・ウェイウェイ。社会状況をテーマにしたアートを発表しているアーティストで、本作品ではヨーロッパで起きている難民問題を扱っています。
この救命胴衣を身につけていた人のなかには、助からなかった人も多くいるはず……。いきなり、重いテーマを突きつけられ、しばし立ちすくんでしまいました。作品を見ながらいろいろ思考する……これが現代アートの味わい方なのかもしれません。
オタクカルチャーも楽しめる館内へ!
救命胴衣に心を揺さぶられながら、ようやく館内へ。吹き抜けになっているグランドギャラリーには、巨大なしめ縄のような作品が展示されています。
こちらは、約2000本のインドネシアの竹を日本に持ち込み編んだ作品。
作者のジョコ・アヴィアントが日本のしめ縄からインスピレーションを得てつくったそうです。インドネシアでは、竹素材を使った文化が失われつつあるとのこと。この作品には伝統への強い思いが詰め込まれています。
グランドギャラリーからエスカレーターで上がっていくと、今度はオタクな雰囲気が漂ってきました。こちらの作品を制作したのは、美少女系のアニメなどを現代美術作品にしているアーティスト、ミスター。