2018年1月5日 16:00
サイサイ「“ガールズバンド”と呼ばれ、モヤモヤがあった」
「私たちはバンドがやりたくてはじめたのに、気づけば“ガールズバンド”と呼ばれ、ずっとその括りにモヤモヤがあったんですよ。かわいいと言われるのは嬉しいけど、曲がいいとか演奏がカッコイイと言われたい、みたいな。だけどそのモヤモヤを逆手に取って、女子の底力を見せよう、という意識で作ったのがこのアルバムなので、タイトルもそのまま付けました」(ひなんちゅ)
「いまの私たちだから付けられるタイトルですね。やっぱり女子って強いなー、と言えるサイサイならではの歌詞とサウンドがこの一枚にギュッと入ってます。密度の濃いスケジュールの中で頑張って作った汗と涙の結晶!ですね。一曲一曲に濃厚な思い出があります」(ゆかるん)
女子だけが分かり合える本音を吐露した曲や、恋愛のリアルな心情を切なく綴る曲など、何度も聴き返したくなるナンバーが並ぶ。
「男の人にも聴いてほしいけど、やっぱり女の子に聴いてほしい。同性だからこそガールズバンドに対する評価は厳しいと分かっているけど、仲間というか女子の代弁者でありたいと思っているので、遠ざけないでまずは聴いて、と言いたいですね。
絶対にみんなに響く曲になっている自信があるので、サイサイを聴いて抱えているものを乗り越えて、楽しい気分になってほしい」