2015年7月29日 22:00
「ど根性ガエル」実写化 主演マツケンは“ウザいダメ男”?
河野さんはこれまで、『泣くな、はらちゃん』や『妖怪人間ベム』『Q 10』など、“人間界に不思議な存在がやってくる”というドラマを多く手がけてきた人。
「個人的にそういうのがすごく好きなんです。変なヤツがやってきたことで人間が右往左往する様子を描いたり、その変なヤツからの視点で人間を描いたりするのが(笑)。今回はピョン吉というカエルが、その“変なヤツ”である、ということです」
成長して30歳にはなったものの、ひろしはなんと無職。それを松山さんが演じることにも驚いたが、何より衝撃的だったのが、ピョン吉、というかカエルの声を担当するのが、あの満島ひかりさんだということ!
「ダメ元でお願いをしたらご快諾いただいて…。ホント嬉しかった。僕は満島さんの声がとにかく好きなんです。彼女の声は、シャウトしてもどこかに切なさがあるし、そこに人を勇気づける何かがあるんですよね。
ちょっとかすれているところが男っぽくもあって。ピョン吉は江戸っ子なので、ぴったりかな、と。原作はギャグマンガなんですが、今回ドラマにするにあたって、最終回まで1本通す筋のようなものを考えていて、そのキーワードは、“生と死”なんです。