くらし情報『家族がテロの標的に…女優ダイアン・クルーガーが語る苦渋の決断とは?』

2018年4月13日 16:30

家族がテロの標的に…女優ダイアン・クルーガーが語る苦渋の決断とは?

ただ、私には子どもがいないから、正直言って自分にこの役が務められるのだろうかという不安もあった。だからこそ、演じるうえで意識したことのひとつに、「女優がよくやりがちな “美しい涙” を流している芝居だけはしないようにしよう」と思ったの。

そのために、準備にはかなり時間をかけたし、彼らの痛みをしっかりと心を開いて受け止めるようにしたの。ただ、その責任は私に重くのしかかってきて、撮影中も「この瞬間の真実はどこにあるんだろう」ということを常に考えることになったわ。そんなふうに、何が正しいかどうかもわからない状況ではあったけれど、つねにそういうことを意識しながら芝居をしていたわ。
家族がテロの標的に…女優ダイアン・クルーガーが語る苦渋の決断とは?

衝撃的なラストには賛否もあったと思いますが、ラストシーンに関してはどのように感じましたか?

ダイアン
最初は私も観客のみなさんと同じように、結末を読んでびっくりしたわ。そして、どうやって最後までこのキャラクターを運んでいこうか、どのようにして信ぴょう性を持って演じようかと思ったときに、「なぜ彼女がそういう決断にいたったのか」ということを考えなければならないと感じたの。

この作品は、決して彼女を断罪するような映画ではなくて、観客に「自分だったらどうするだろう」

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