2018年6月21日 16:30
見るほど深みにはまる! 究極の “だまし絵” エッシャー展
(上の写真はパノラマモードで撮影)
プレス内覧会では、展覧会の監修をされた東京藝術大学大学美術館の熊澤弘准教授が本作品について解説されました。それによると、エッシャーはスペインのアルハンブラ宮殿に旅したとき、建物の幾何学的なタイル模様に強いインパクトを受け、本作品のようなタイル模様が徐々に変化していく表現を生み出したそうです。また、彼の作品は戦後アメリカの雑誌などに紹介されて評判となっていったそうで、「アートの領域よりも科学や数学の分野で取り上げられる機会が多かったのがエッシャーのおもしろいところ」と語っていました。
20世紀の科学者や数学者、建築家だけでなく現代のクリエーターたちにも多くのインスピレーションを与え続けているエッシャーの魅力、ぜひ美術館で体感してみては?
Information
会期:~7月29日(日)会期中無休
時間:10:00-17:00※毎週金曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
会場:上野の森美術館
料金:一般 1,600円/大学生・高校生1,200円/中学生・小学生 600円/小学生未満無料
※本記事の写真は、プレス内覧会で主催者の許可を得て撮影しております。
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