くらし情報『新・宙組トップ朝夏まなとさんに聞く、男役の品格とお披露目公演。』

2015年8月26日 21:00

新・宙組トップ朝夏まなとさんに聞く、男役の品格とお披露目公演。

あさか・まなと'02年に初舞台を踏んだのち、花組に配属。'05年には新人公演初主演、'08年にはバウホール初主演を務めるなど早くから抜擢が続く。'12年に宙組へ組替え。今年2月に宙組トップスターに就任した。

あさか・まなと'02年に初舞台を踏んだのち、花組に配属。'05年には新人公演初主演、'08年にはバウホール初主演を務めるなど早くから抜擢が続く。'12年に宙組へ組替え。今年2月に宙組トップスターに就任した。

今年2月に宙組トップスターに就任した朝夏まなとさん。現在、宝塚歌劇団の大作ミュージカル「王家に捧ぐ歌」で、お披露目公演の真っただ中です。宝塚1世紀の品格を胸に、トップに就任した今の心境とは?

* **

――宝塚の男役って、脚を開いて座っても、男言葉を話してもそこに自然と品格を感じさせる、不思議な存在です。

朝夏:私たちが演じているのが、リアルな男性とは少し違い、タカラジェンヌという大前提の上での“男役”だからではないかと思います。

――なるほど。ちなみにトップお披露目公演『王家に捧ぐ歌』を終えたいまの心境を伺えますか。

朝夏:重い羽根を背負って、トップになったことをあらためて実感しました。でも不思議なことに、フィナーレで大階段を下りる瞬間、身も心もキュッと締まって、重さを感じませんでした。
皆さんに迎えていただいていることが嬉しくて、むしろ心地よかったです。

――初日は緊張されました?

朝夏:ホッとした気持ちの方が大きかったです。

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