2018年7月15日 11:00
一般客OKなものも! 「世界三大映画祭」はここが違う!
ここからアカデミー賞前哨戦が始まるため、世界最速でオスカー候補になりそうな作品をチェックできるメリットがあります」。最高賞(=作品賞)には金色、監督賞には銀色の獅子のトロフィーが贈られる。
最近の日本人監督受賞作品
・’02『六月の蛇』塚本晋也
(コントロ・コレンテ部門審査員特別賞)
・’03『座頭市』北野武
(コンペティション部門銀獅子賞、観客賞、オープン2003年賞、デジタルアウォード)
・’04『ハウルの動く城』宮﨑駿
(コンペティション部門オゼッラ賞)
・’05 宮﨑駿(栄誉金獅子賞)
・’11『KOTOKO』塚本晋也
(オリゾンティ部門オリゾンティ賞)
カンヌ国際映画祭
初回:1946年開催:毎年5月
上映作品が大量、アート映画が好まれる、ハリウッド嫌いの一面あり
「上映される作品がとにかく大量!併設されているマーケット(国際見本市)の規模も最大級なので、この期間のカンヌは映画人だらけになります。年度初め的な立ち位置の映画祭でもあるので、ここを目指して作品を手がける映画人も多いですね。欧州や中東、アジアのアート作品が好まれる傾向があり、逆にハリウッド嫌いな側面も。また、これまでは巨匠監督にスポットが当たることが多かったけれど、今年は大改革があり、若手監督にチャンスが巡ってくるようになりました。