2018年11月11日 17:30
菅田将暉「そんないいこと言ってたんだ(笑)」 趣里が感激したひと言
だから、津奈木が変に優しく見えなければいいなとか、毎テイク考えることの多い作品ではありました。
趣里:寧子としても、強く出てみたり、引いてみたり…菅田さんのお芝居に影響される部分も多くて、演じていて楽しかったです。あと、撮影に入ってすぐ、菅田さんが「自由にやってね」って言ってくれた言葉も本当にありがたかった。
菅田:そんないいこと言ってたんだ(笑)。でも、この作品では寧子が自由でいることが一番だから。やりながら思ったのは、津奈木が結局どんな人かはわからないけれど、寧子と一緒にいれば、想定していない未来が見える気がしたのかもな、と。
趣里:寧子は津奈木といると自分のダメな部分を自覚させられる一方で、それでも受け入れてくれる彼に依存してもいる。人間関係って、そういうところがあるなって思いました。
菅田:多くの人が身に覚えがあるけれど、目をつぶっていた部分を描いているよね。友達の石崎ひゅーいは、津奈木と自分が似すぎていて、観ていて苦しくなったって言ってたけど。趣里:自分に置き換えて観ることもできるし、観た後に、友達といろいろ話し合える作品だと思います。
『生きてるだけで、愛。』部屋に引きこもり、時にエキセントリックな言動をとる寧子(趣里)。