2018年11月16日 19:30
自閉症、ダウン症、LGBT…困難と向き合う親子の真実『いろとりどりの親子』
が爆発的な人気となりました。それは、私たち日本人がありのままでいることへの強い憧れがあったからだと思いますが、他人と違うことに悩んでいる人に向けてどういう意識を持つべきか、アドバイスをお願いします。
監督
私自身もこの作品を作ることによって多くを学びましたが、みなさんもきっとこの作品から得るものがあるんじゃないかと思います。人というのは、どうしても自分で勝手にイメージを作り、そのイメージ通りであって欲しいと思ってしまいがちですが、実際はありのままの自分でいることしかできないんですよね。
それに、他人からどう思われても、その人はその人でしかありえないので、変えることなんてできないもの。逆に言えば、あるがままである人というのは、祝福すべきことなんです。もちろん、自己受容というのは一番大変なことかもしれないですが、それは人間であるうえですごく本質的なことでもあるので、ありのままの自分でいるように努力していくしかないのかなと思っています。
「違う」からこそ得られるものがある!
人と違うことに、誰もが不安を感じてしまうけれど、違うからこそ人生をいろとりどりに輝かせることができるもの。
彼らと同じように、ありのままの自分を愛することができたとき、新たな幸せを手にすることができるはずです。