2011年から続くJAZZアルバムシリーズの最新作をリリースするJUJUさん。
「My Favorite Things」や「Fly Me To The Moon」といったスタンダードナンバーをはじめ、「Remember(The Good Times)」「メトロ」などのオリジナル曲を含む全14曲。時にエモーショナルに、時にコケティッシュに歌い上げる今作のテーマのひとつに“ニューヨーク”というキーワードがある。そう、彼女がかつて夢を追いながら過ごした街だ。
「ニューヨークに行かなかったらきっと私はJUJUにはなってなかったと思うんです。それくらい私にとってすごく大切であり、生まれ故郷よりも自分が出来上がった場所。だからデビュー15周年の節目に、ニューヨークへの感謝の気持ちも込めてこのアルバムを作りました」
「ニューヨークに行きさえすればどうにかなる」と、根拠のない自信があったというJUJUさん。そんな彼女だからこそ、これからニューヨークで一旗揚げようとしている主人公の歌であり、フランク・シナトラの歌唱で有名な「New York New York」に心を重ねた。
「ニューヨークでは週7でクラブに通う生活をしながら、大好きな野球を観に、しょっちゅうヤンキー・スタジアムに行ってたんです。