くらし情報『コミュ障から占い師へ しいたけ.、初エッセイ集で失敗談も明かす』

2018年12月19日 20:00

コミュ障から占い師へ しいたけ.、初エッセイ集で失敗談も明かす

「それはたぶん、僕が占いの個人鑑定をしていた時の体験が、もとになっていると思うんです。そこに来る人たちってほぼ疲れていたので、たとえば『早起きしましょうね』って言っても、99%通用しない。そんな正論より、『とりあえず、あったかいものを食べてください』って声をかけたい。自分の経験からしても、そのほうが嬉しいと思うんです」

かく言うしいたけ.さん、実は以前は筋金入りの“コミュ障”だったとのこと。それが22歳の時に、「女の子にモテたい!」と一念発起。

「まずは、飲み会へのスタンスを改めました。僕はお酒が飲めないので、飲み会に行く人を『翌朝眠いのに、なんで行くんだ』っていう目で見ていたんです。でも、視点を変えると、初対面の人を盛り上げるとか、みんなすごいことをしている。
本のサブタイトルで表しているのも、まさにそれ。ドアを開けるって風が入って寒い行為ですが、一方で、閉め切ると何も入ってこなくなってしまう。ドアを開けることは、怖くないかもしれない。この本から、そんなことを感じてもらえたら、と思います」

本書には、好きな子の前での失敗談や、飾らないホンネも、ユーモラスにちりばめられている。

「占い師さんって、僕も含めて、どこか謎に包まれているじゃないですか。

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