「一番興奮したのはバーフバリをめった刺しにするシーン」敵役、ラーナー見参
ラーナー:‘90年代初頭に活躍した政治家を演じるために減量していたのですが、その撮影は終わりました。何せ実在する人物なので、その人に似せる必要があったんです。そして今はジャングルに25年住んでいた男の役を演じているので、髭をたくわえています。仕事だと減量も楽しいですよ。逆に言うと、それ以外には特にやることがないというか(笑)。私にとって自分ではない誰かを演じるということは、自分を再構築して新しい世界を提供することであり、それが私にとっては俳優を続けるモチベーションになっています。
――最後に、『バーフバリ』がきっかけでインド映画を観はじめたという方にインド映画でぜひ観てほしい作品を教えてください。
ラーナー:インドは世界でもっとも映画製作本数の多い国なので、その中からオススメ映画を選ぶというのはとても難しいのですが…。
ラージャマウリ監督作品の『マッキー』という映画をおすすめします。クラシック作品ではマニ・ラトナム監督の『ナヤカン/顔役』。これは世界の映画100選にセレクトされるような作品です。
――ご自身の出演作の中から選ぶとしたら?
ラーナー:私のデビュー作『Leader』をおすすめします。