2018年12月29日 20:00
「一番興奮したのはバーフバリをめった刺しにするシーン」敵役、ラーナー見参
当初は撮影は2年の予定でしたが、最終的には5年に延びました。でも、そんなに長くは感じませんでした。この5年は素晴らしい旅をしたような気持ちなんです。当時はどんな作品ができあがるのか、誰にもわかりませんでしたが、そんな中でひたすら映画製作に没頭できたこの5年は今、振り返ってみてもとても貴重な時間だったと思います。誰も到達したことのない次元の作品に携わることができて、とてもやりがいを感じました。
――俳優という職業にやりがいを感じるのはどんな時ですか?
ラーナー:俳優とはルックス的なものを超えたことを要求される職業だと思っています。役が持つ複雑な内面をどのように体現するかは、俳優としての力量にかかっています。かつ、そうした内面を表現するためには、外見を変えていく必要もあるんです。
私が今まで出演してきた作品を見たらわかっていただけると思うんですが、どの人物も見た目がかなり違うんですよ。自分でも数か月ごとに違う人物になっている、朝起きたら昨日までとは違う自分になっているというのがこの仕事の魅力だと思いますし、やりがいを感じますね。
――現在はバラーラデーヴァを演じていた時から30kg減量されたそうですけど、これも次の作品のためだと伺いました。