くらし情報『ついに210万部超え! 今年も「君たちはどう生きるか」が売れたワケ』

2018年12月28日 18:00

ついに210万部超え! 今年も「君たちはどう生きるか」が売れたワケ

(丸善・丸の内本店・高頭佐和子さん)
マガジンハウス1300円
新時代を生きるヒント:読解力を磨けば人間はAIに負けない。
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』新井紀子売り上げ:25万部
ついに210万部超え! 今年も「君たちはどう生きるか」が売れたワケ


著者は東大合格を目指すAI「東ロボくん」の開発者であり気鋭の数学者。研究と調査から見えてきたAIの可能性と限界、そして人間の現状とは。「〈人工知能はすでにMARCH合格レベル〉という帯と、AIも現代の中高生も読解力が低いという序文が衝撃だったのでは。親しみやすい文章で読みやすく書かれている点もヒットの要因。類書もよく売れ、AIへの関心の高さが窺えました」(高頭さん)
東洋経済新報社1500円
新時代を生きるヒント:誰もが揺れながら生きていることを知る。

『かがみの孤城』辻村深月売り上げ:55万部
ついに210万部超え! 今年も「君たちはどう生きるか」が売れたワケ


学校で居場所をなくした中学生のこころが、鏡の中の世界で出会ったのは、自分と似た境遇の7人だった。生きづらさを感じるすべての人をやさしく照らす物語。2018年本屋大賞受賞作。「いま最も書店員に愛されている辻村深月が満を持して送り出した一冊がヒットしないはずがありません。本屋大賞作品は年々注目度を増しているうえ、不登校やいじめというテーマ性でも若い女性や学生の心をつかみました」

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