2019年1月17日 19:40
『夜明け』の柳楽優弥と小林薫が語る「神様が降りてきた」瞬間とは?
柳楽さん
広瀬(奈々子)監督は是枝裕和監督のもとで監督助手をされていた方で、しかも初監督作品。それだけでおもしろそうだなというのもありましたが、実際に台本を読ませていただいて共感できる部分もあったので、ぜひやりたいと思いました。
撮影以外の雰囲気も作品に反映できた
―この作品では土地も大事な要素のひとつとなっていますが、現場はどのような雰囲気だったのでしょうか?
小林さん
今回は撮影中に自宅へは帰らなかったこともあり、現場にもそういう空気がなじむ感じもありました。それは、自宅に毎回帰って撮る仕事とはまた意味合いがちょっと違うものなんですよ。
現場の近くには3、4軒しかお店がなかったので、順番に回って毎晩みんなで飲みに行っていたんですけど、こういうことも東京だと撮影後に共演者とバラバラになってしまうからできないですしね。それが自分たちでも気がつかないところで“化学反応”を起こすこともあるので、そういうところが楽しいなとは思いました。柳楽さん
いまお話にあったように、今回は千葉でまるまる1か月間の撮影だったこともあり、薫さんが僕と共演者の鈴木常吉さんやYOUNG DAISさんたちをいつも食事に連れて行ってくださいました。