2019年1月25日 20:10
銀座にパワースポット出現?! 不思議オーラに包まれる美の空間を体験!
その後は、世界各地の美術館やギャラリーで個展やグループ展などに参加し、絵画だけでなく、写真や映像作品も制作。
さらに、パリのオペラ座やニューヨークのメトロポリタン歌劇場など世界各地の有名な劇場で舞台芸術も手がけるなど、幅広い分野で活躍されています。
光と闇の幻想アート
今回、会場では「光の島」をテーマにした作品40点を展示。絵の舞台となっているのは、1970年からタウレさんが暮らし、インスピレーションの源となっているスペインのフォルメンテーラ島です。
趣のある建築物や外から差し込む光、そして海岸などの景色がモチーフとなり、どの作品にも建物の内側と外側をつなぐ“開口部”が描かれています。
「50年近く絵を描いていますが、常に“開口部”に惹かれて興味を持っています」と語るタウレさん。開口部は、光と暗闇、人間の意識の外側と内側、現実と虚構をつなぐ重要なポイントになっているそうです。また、水平線や境界線も重要なテーマのひとつ。作品の中に繰り返し登場しています。
タウレさん
水平線は無限につながっています。この無限というのは私たち人間の内側にもあります。また、描いている道は、こちらにも行けてあちらにも行ける、始まりも終わりもない道なのです。