くらし情報『しいたけ.さんが指南 伝わる会話に必要な“前菜”とは?』

2019年2月10日 18:30

しいたけ.さんが指南 伝わる会話に必要な“前菜”とは?

そこで距離を取られてしまうと伝えたいことも伝わりづらくなってしまうので、僕はいつも“そういう時もありますよね”から言葉を繋いでいくようにしています」
頭の中に中学生を置く。
人に何かを伝える時は、明快でわかりやすい表現を。

「僕はいつも頭の中に中学生を置き、“それって要はどういうことなの”?と、自分に突っ込みを入れながら文章を書いています。仲間内で通用する言葉が、必ずしもそれ以外の人に簡単に受け入れられるとは限らないし、本当に話が上手な人は、中学生でも納得させられるレベルのような気がしていて。だから僕も、自分の言っていることが中学生でも興味を持って聞いてくれるかどうか、考えながら書いたり、話したりしています。例えば、紅茶を飲んでいるとして、大人だったら、その紅茶のフレーバーや葉っぱの良さを説明しても、ある程度“ああ、そうですか”とお付き合いしてくれるんですよ。でも、相手が中学生だと鼻クソをほじり始めてしまう(笑)。だから、美味しいか、まずいか、中学生でも飽きないようなテイストの話から始めるようにしています」

※『anan』2019年2月13日号より。
イラスト・100%ORANGE取材、文・菅野綾子

(by anan編集部)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.