2019年3月8日 19:00
「無償の愛でなくてもいい」 概念が変わる“ボランティア”の話
【ボランティアについて理解する。】
ボランティアとは?詳しい2人に聞きました。
「知ることだけでもボランティアです。」特定非営利活動法人「両育わーるど」理事長・星野勝太さん
線維筋痛症って聞いたことありますか?原因不明の激しい痛みが起こる難病で、日本では59人に1人いるといわれていますが、あまり知られていません。ボランティアって、まずこういうことを“知る”ことからスタートするのだと思います。僕は8年ほど知的・発達障がい児の福祉施設でボランティアをしています。障がいのある子どもたちは、様々な人と接することが成長に繋がる。でも実は、出会う機会は少ない。健常者には、“福祉ボラ”って縁遠いですよね?だから、“障がいってこんなに身近なんだよ”と知ってほしくて、〈THINK UNIVERSAL〉という活動を始めました。
みんなにとって居心地のいい社会にするために、興味を持ってくれたらうれしいです。
星野勝太さん知的・発達障がい児と育成者が共に学び合える社会作りを目指す、特定非営利活動法人「両育わーるど」理事長。
「ボランティアに参加する動機って?」ジャーナリスト・堀 潤さん
ボランティアを始めるきっかけや目的は、有名になりたい、実績を積みたい、評価されたい、そんなエゴまみれでも何でもいいんです。