2015年10月27日 22:00
「正直ヘコんだ」鈴木おさむ 救ったのはリリー・フランキーのある言葉……
交際0日で入籍、結婚13年目になる今年、子どもを授かったお二人のエピソードを綴る。人に対して誠実な夫婦の姿にジワリときます。マガジンハウス 1200円
放送作家の鈴木おさむさんと森三中の大島美幸さんといえば、おしどり夫婦で有名。昨年大島さんが妊活休業を宣言、今年6月に長男が誕生したことも話題に。その日々を綴った『妊活ダイアリー Fromブス恋』は、夫の視点から妊活や妊娠・出産を綴った興味深い一冊。
「2012年くらいに大島が妊活のために休業したいと言いだして。
それまでに2回流産していたので、僕もすぐ賛成しました」
大島さんは‘13年の『24時間テレビ』のマラソン完走と‘14年公開の主演映画『福福荘の福ちゃん』の撮影をやり遂げて休業。子宮筋腫の手術や、夫の精子検査など、妊活の様子が具体的に綴られる。
「妊活については知らないことだらけで、男の人はもっと勉強しないと、と思いました。いざ足を踏み入れてみると、自分の体を知ることにもなるし、とても面白かったですね」
妊活休業するにあたっては、あらためて周囲の人々の温かさに支えられていることを実感したという。
「2度目に流産した直後で肉体的にも辛かった時でも、大島は海外ロケに行ったんです。