2019年5月18日 12:30
『SATC』の名場面が蘇る…世界最高峰の図書館が見せる驚きの実態とは?
私は自分の100%を作品に力をつぎ込むタイプで、そういう方法でしか映画作りに取り組まないんだ。自分なりの仕事の仕方や忙しくしていることが好きなんだろうね。
―そのなかで、映画監督としてのやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
監督それは、「1年間で自分ができる限りの努力を尽くし、最大限に仕事をやり遂げた」と自分に対する満足感を得られたとき。そして、それを世に放つ瞬間だね。
スタッフのレベルの高さには驚かされた
―ちなみに、作品では図書館で働いている一人ひとりが責任と情熱とプライドを持って仕事されている姿が印象的でしたが、彼らの仕事ぶりから触発されたことはありましたか?
監督私も同じところに一番感動したけれど、献身的で、知性を兼ね備えたスタッフのレベルの高さには驚かされたよ。しかも、彼らは本当に人を助けたいと心から思っている人たちなんだ。
だからこそ、誰に対しても平等に向き合って、重要なサービスを提供しているんだけど、私が深く感心したのはそういう彼らの姿。そして、ニューヨーク公共図書館というのは、「アメリカが持つ最高の精神を代表している存在なんだ」と改めて感じたよ。
―すでに次の作品も発表されていますが、そのほかにも新たに取り組まれている題材はありますか?
監督いまはないけれど、秋ごろに1つ動き出すかもしれないかな。