2019年5月25日 18:30
きゃりー「恋愛」を語る 好きなタイプは“ビューネくん”!?
昔に比べて、いろんな提案をさせてもらっているので、楽しさもおもしろさも増えてはいるんですが、そのすべてが通るわけではないんですよね。予算など、現実的な問題がある。ただ、提案が実現不可能ってなったとき、「じゃあもういいです!」って、萎えたりすねたりするところがある。その辺りは、まだ子供だと自分でも思うので、もうちょっと成長したいですね。大人として仕事をするって大変ですが、そういう人たちに支えてもらえているからこそ、自分があるということを、日々実感しますね。
――あえて言うなら“ゆる~っ”と今の仕事に就いたわけですが、仕事への思いみたいなものは、この10年で変化はありましたか?
きゃりー:変わりましたね。例えば、宇多田ヒカルさんの曲とか聴くと、昔は「歌、上手いな。最高!」って思って終わりだったんですが、今はそこに、「で、自分って…」って思って沈んだり、自分以外の方の素晴らしいライブを観て、「最高!リスペクト!」って気持ちになりつつ、同時にすごくイヤになっちゃったり(笑)。
なんだろう、特にこの3年くらい、悔しいなと思ったり、「自分とは?」みたいなことを考えるようになりました。
――“ザ・個性の塊”みたいな感じでデビューしたきゃりーさんが、自分の存在に悩むって、なんか不思議ですね…。